ロシア語教室 Курсы русского языка
◆ 受講生の皆様へ お知らせとお願い
2007年9月11日
当協会ロシア語教室は永年、ロシア語圏諸国民との相互理解と親善を目的とし、誰にも学びやすい、上質な講座を目指し、他校に比べ、営利を目的としない格安の受講料にて運営して参りました。
しかし、近年の受講者数減少、クラスの急激な細分化(元来、採算人数1クラス5名のところ、106期の1クラス平均人数は2.7名)、及び教室の直接経費に含まれていないコピー代、冷暖房費、通信連絡費などを含む教室設備維持費の増加により、ロシア語教室の採算は大幅な赤字に陥り、協会本体の正味財産がマイナス774,600円(8月末)になるというここ10余年来では最悪の状態になってしまいました。
私どもの不手際のいたすところで、受講者の皆様には誠に申し訳ありませんが、今後、従来通りの条件で教室を継続することは到底不可能になりました。
現在、受講者各位の学習意欲に応え、「定員割れ」のクラスにも例外的措置として、若干の割増金を頂いて開講していますが、本来5名でぎりぎりの採算のところを2.7名で開講するには5/2,7=1.85倍の受講料が必要です。
又、従来は主流であった4名以上の「正規クラス」は現行18クラスのうち僅か5クラスのみで、13クラスが「定員割れ」となっています。
英語、フランス語、イタリー語など他の外国語講座を見ても、外国語学習者の少人数クラス指向は今では主流となっています。従来の「クラス」の概念を根本的に変えなければなりません。
9月1日に開催された協会理事会では出席全理事の長時間に亘る慎重な討議の結果、全員一致で2007年10月開講の第107期より、現行制度の全面的な見直しを行い、現状で既に主流となっている2〜4名のクラスを標準クラスとして設定し、授業時間を従来の60分×2=120分から45分×2=90分に、1学期のレッスン数を20回から15回に短縮、それを基礎条件として学費を設定することといたしました。
→ 第107期受講料
これでもなお他講座に比べ格安の受講料設定となっております。
なお、短縮される5回分についてはテーマ別の特別講座などを企画し、学習の空白を生じないようにする予定です。
受講生の皆様方には、私どもの万やむを得ざる窮状をご賢察の上、従来に変わらぬご協力を賜りたく、伏してお願い申し上げます。
以 上
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