NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会

 今月は休載いたします。

PAGE TOP

2026年度(第22回)NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 定期総会

新協会理事長に大山麻稀子先生、横浜ロシア語センター長に織田桂子先生が就任
2026年度(第22回)NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 定期総会

 2026年神奈川県日本ユーラシア協会定期総会が4月5日(日)午後1時30分から、横浜平和と労働会館5階教室で開催されました。司会は井村真也さん。大会役員として、総会議長に関戸真哉さん、資格審査に坂本翔さん、総会書記に井村真也さんを選出し、総会が始まりました。はじめに、木佐森会長から、2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻により、ロシアへ旅行する人も、対ロビジネスも激減しているので、新たにロシア語を学ぼうとする人が少なくなっている。そのため、横浜ロシア語センターの受講生も漸減してしまい、同センターの授業料が収入の大きな部分を占める神奈川県協会は、2025年度決算が赤字すれすれ4万円の黒字になってしまったと語りました。

 総会は、坂本資格審査委員から、4月5日現在、会員数181名のところ、会場出席者6名、オンライン出席者5名、委任状出席者96名、計107名の出席者により、成立している旨が報告され進行しました。

 2025年度活動報告、及び2026年度活動方針は、事前に配布されている総会議案書に沿って、それぞれの担当者から報告されました。続いて、組織状況及び会計報告が木佐森会長から、会計監査報告は、会計監査委員の金子隆一さん及び小新幸康さんが欠席の為田中理事長が代読しました。

 質疑応答のあと、反対0保留0で、会場及びリモート出席者全員の拍手により、2025年度活動報告、2026年度活動方針、2025年度決算、2026年度予算が承認されました。

 2026年度の役員については、大幅な交代がありました。田中豊造理事長が副会長に、新たな理事長には大山麻稀子さん(横浜ロシア語センター講師)が選出されると共に、新理事として織田桂子さん(横浜ロシア語センター長兼務)、竪山洋子さん(横浜ロシア語センター副センター長兼務)が選出されました。

(木佐森)

2026年度NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会役員(敬称略)

会長:木佐森雅道
副会長:田中豊造
理事長:大山麻稀子
副理事長:関戸真哉、井村真也
事務局長:吉原れい
事務局次長:森美和
理事:織田桂子(横浜ロシア語センター長兼務)、竪山洋子(横浜ロシア語センター副センター長兼務)、五十嵐ヴァレリヤ、五十嵐大貴、福島留美、滝沢三佐子、中垣内隆彦、内藤祐太
会計監査:金子隆一、小新幸康

 
パスハ(復活祭) パスハ(復活祭) パスハ(復活祭)

今年も横浜パスハは美味しかった!

 今年の「横浜パスハ」は4月19日(日)になりました。ロシア正教の本番パスハは12日ですが、19日はみんなで楽しくお祝いする会です。今はモスクワに主たる住居を移しているウラジオストックのマリーナさんが、今年も千葉のロシア正教の修道院で、クリーチ(パスハ用のケーキ)を参加人数分と宴会用の大きなクリーチを2個作って来てくれました。その他、ボルシチ、ブリンチキ、塩漬けキュウリなどを、ほぼ徹夜状況で作り上げました。職場が新潟の高校に移った関戸さんは、前日から修道院に泊まり込んで、朝8時に、マリーナさんと東京湾を渡り桜木町まで食べ物を運んできてくれました。

 午後1時から、横浜パスハのベチェリンカが始まります。マリーナさんからロシア正教のパスハについて説明があり、赤ワインで乾杯となりました。そして、パスハ恒例の卵の色付けです。マリーナさんが修道院で色付けしてきた卵とは別に、参加者一人一人が好みのシールで卵を包み、煮立ったお湯に漬けて、パスハの卵を作ります。会場には、ハリストスのイコンの布が飾られ、パスハの雰囲気がでています。参加者は15人でしたが、本格的ボルシチ、肉入りブリンチキ、塩漬けキュウリ、修道院製の黒パン、そしてラリッサ先生が差し入れてくれた美味しい赤ワイン(いままでで一番美味しかった)でお腹も心もがいっぱいになりました。来年は、千葉のロシア正教の修道院にみんなで押し掛ける計画になりました。どうなるのでしょうかね。

(木佐森)

 
春のロシア語日本語交流会 春のロシア語日本語交流会 春のロシア語日本語交流会

具体的な仕事の話で会話が飛び交いました
春のロシア語日本語交流会

 春の「ロシア語日本語交流会」、テーマは「私の仕事、やりたいこと」ですが、4月19日(日)、その日の午後に行われた「横浜パスハ」の後の日本時間18時から始まりました。パスハの片づけが終わり、残ってくれた人で、まずはご挨拶です。

 横浜の板垣さんは「若いときにある会社に勤めていたが、ある日突然倒産してしまい、その後二度と会社勤めは止めてしまった」そうです。田中さんは、現在の状況を報告「今は、倉庫で働いている。その倉庫は自宅から5キロぐらいあるが、毎日、自転車で通っている」とのこと。滝沢さんは「横浜の区役所の住民登録で働いており、結婚届や離婚届を担当している」そうです。

 ウリヤノフスクのオクサーナさんは「英語とフランス語をオンラインで教えている。生徒さんは子どもさんが多いので、学校が終わった後に授業することが多い。コロナ前は、生徒の家に行って教えていたが、今は、一日中自宅からオンラインレッスンとなっている」そうです。リューバさんは「ウリヤノフクの人に合気道を教えている。合気道は姿三四郎の映画を見て始めた。その前は、ジャーナリストをしていた」とのこと。

 ムルマンスクのドミトリーさんは「現在31歳で、銀行でプログラミングの仕事をしている。朝9時から夕方6時まで仕事、12時~13時が昼食の時間」だそうです。ソフィアさんは「学校を、もうすぐ卒業するのだが、自分が希望するコースがないので、困っている」そうです。フョードルさんは「23歳で、コーヒー店でバリスタをしている」とのこと。モスクワのフョードルさんは「クラブのマネージャーをしており、最近とっても忙しいので、趣味の絵を描く時間を確保するのがたいへん」だそうです。

 東京の柴田さんは「アパートの管理人をしており、水が漏れている、水が出ないなどの住居の修理や対策に追われている」そうです。

 身近な話が多かったので、質問や具体的な話が飛び交い、20時を超えるまでとなりました。

(木佐森)

 
ミニ講義『元号-日本の各々の時代の心』 ミニ講義『元号-日本の各々の時代の心』 ミニ講義『元号-日本の各々の時代の心』

ミニ講義『元号-日本の各々の時代の心』
横浜とムルマンスクを繋いで開催

 ムルマンスク州NPO法人「ムルマンスクの中の日本」はこれまで日本文化を体験する各種教室等を開催してきましたが、創立10周年を過ぎ、日本の様々な文化を新しい形で提供することを模索していました。また私以外の日本人との交流の場を持つことも考えていました。その機会が形になりました。

 4月25日(土)午後8時から横浜とムルマンスクをZoomで繋いで、ミニ講義『元号-日本の各々の時代の心』が開催されました。講師には当協会副理事であり、現在も高校で古典を教えている関戸真哉さんを招待し、日本の元号の変遷と現時代・令和に込められた願いについて30分間語った制作ビデオを公開しました。放映後は質疑応答タイム。富士や桜と日本人の心についてや、四書五経のロシア語版の有無、小学校入学前の児童に読み聞かせる本のことなどの質問がありました。また関戸さんの好きな詩歌について聞かれ、卒業論文で取り組んだ万葉集・東歌の「多摩川にさらす手作りさらさらに 何そこの児のここだかなしき」を披露するなど、交流は深まりました。

 記念すべき第1回目となったわけですが、意見を反映しよりいい会に作り上げていきたいと思っています。会員の中でロシアの方々に日本のことについてお話ししてみたい方、大歓迎です。ロシア語で話す必要はありません。次回のミニ講義イベントに出場いかがですか?

(福島)

 

『デルス・ウザーラ』DVD鑑賞会報告

 3月1日(日)、『デルス・ウザーラ』DVD鑑賞会を開催しました。巨匠黒澤明がソ連でのロケを敢行し話題になったソ連映画です。当日は7人が集まり、賑やかな雰囲気。ロシア料理のキャベツ汁「シー」と黒パン、紅茶を味わいながらの贅沢な鑑賞会となりました。

 ロシア人探検家(作者)のアルセーニエフは当時ロシアにとって地図上の空白地帯だったシホテ・アリン地方の地図製作の命を政府から受け、探検隊を率いることとなりました。先住民ゴリド(現ロシア名:ナナイ)族の猟師デルス・ウザーラが、ガイドとして彼らに同行することになったのです。シベリアの広大な風景を背景に、2人の交流を描いた作品です。森の人デルスは探検隊の誰もが知らない大自然の中での生活の知恵を持っていました。その知恵のおかげで何度なく死地を乗り越えていくのでした。また、同じ状況に陥った人のために米・塩・マッチを残すようにしたのです。デルスの優しさの表れでした。

 しかし、森の人デルスはアルセーニエフとの街の生活には馴染めませんでした。大自然の中に戻ったデルスは餞別にもらった最新式の銃だけでなく、命まで奪われたのでした。人の素晴らしさと残酷さを描いた作品でした。参加者は「題名は知っていたけれど、観たのは初めて」「自然に逆らうのではなく自然と共生する人の姿に感動した」「地球環境の変化が凄い」などの感想を述べられました。

 今後も参加者に喜んでいただけるような鑑賞会を企画していきたいです。

(関戸)

PAGE TOP

横浜ロシア語センター第144期 4月開講・生徒募集中!

 2026年4月より、当センター第144期が開講されました。初めて学ぶ方のための「入門」は木曜ロシア語クラスが成立し、4名の受講生が初歩のアルファベットから学び始めています。

 今期は新設の「観光ガイド入門講座」も成立したほか、ロシア語演劇講座や初級・中級・準上級クラスへの編入生、ロシア語・ウクライナ語個人レッスン生も現れ、先日の体験だけでなく本講座も賑わいを取り戻すことが期待されます。

 既存クラスの見学や編入も随時可能です。ぜひお問い合わせください。

 講座の詳細は横浜ロシア語センターのホームページでごらんいただけます。

 

Курсы японского языка

Всех желающих изучать японский язык мы приглашаем на индивидуальные курсы японского языка при обществе ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава.

Наши курсы ориентированы в первую очередь на русскоговорящих, проживающих в Японии, поэтому большинство наших преподавателей владеют русским языком на высоком уровне. Возможны аудиторные и онлайн-уроки. Мы внимательно выслушаем Ваши пожелания и подберём оптимальную учебную программу.

За справкой обращайтесь по электронному адресу contact@kanagawa-eurasia.org или в офис общества ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава (просьба заранее сообщить о своём визите по электронной почте).

日本語教室のご案内

 主にユーラシア(旧ソ連)諸国出身のロシア語を母語とする方を対象としています。文字や文法から日本での生活に必要な日常会話、日本語能力検定試験対策まで、それぞれの目的やレベルに合わせて個人レッスンで丁寧にお教えします。

 時間は平日の昼間でご相談に応じます。対面・オンラインの選択も可能です。

 ロシア語版ホームページもありますので、学習希望者にぜひご紹介ください。

 

ロシア民族楽器 バラライカ&ドムラ教室

 毎月原則2回、横浜平和と労働会館6階会議室で土曜日に開講中。

 奏法の基本から音楽理論や高度な内容まで学べます。初心者から中・上級者まで歓迎!

 2026年度前期残りのレッスン予定は、5月9日、5月23日、6月13日、6月27日、7月11日、7月25日、8月22日、9月19日です。

 お問い合わせは神奈川県日本ユーラシア協会事務局まで。

時間:14:00~18:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館6階会議室

PAGE TOP

組織状況

 144期新学期は、うれしいニュースです。横浜ロシア語センターの講座には、入門クラスに3人、初級クラスに1人、準上級クラスに2人、ロシア演劇講座に1人、観光ガイド講座に2人、個人レッスンに2人の方が新たに入られ、新会員は計11人となりました。ロシア語講座非継続退会の方が1人でしたので、4月末会員は187名となりました。

(木佐森)

財政状況

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会2026/4/1~4/30
単位:円
摘 要本年度当該月収入前年度当該月収入対前年度増減
一般会計182,185246,085-63,900
教育事業1,621,0001,166,163454,837
一般事業27,73740,180-12,443
合 計1,830,9221,452,428378,494
摘 要本年度当該月支出前年度当該月支出対前年度増減
一般会計556,290575,053-18,763
教育事業389,789400,255-10,466
一般事業50,13125,89724,234
支出合計996,2101,001,205-4,995
当該月収支834,712451,223383,489
累計収支計1,117,166642,255474,911

 ロシア語入門クラスの3名など、計11名の方が新たに入講されたので授業料収入が増え、4月の教育事業収入が昨年より45万円増収となっています。教育事業支出(先生の講師料)は、ほぼ昨年並みなので、1月からの累計収支もプラスの111万円となり、昨年より47万円多くなっています。この流れがこのまま推移することを願っています。

(木佐森)

 

会費納入のお願い

 会員の皆様には平素よりご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 さて、諸事情により若干遅くなりましたが、今回2026年6月までの会費請求書が送付された方は、内容をご確認の上、ご納入をお願い申し上げます。

 会費は今回のご請求額以上に、半年分、1年分など任意の額をまとめて前納していただくことも可能です。

 会員の種類・金額はこちらの一覧表の通りです。変更があった場合は、速やかに協会事務局までお申し出ください。ご連絡いただいた後のご請求分から反映させていただきます。

 当協会事務所で直接、または請求書記載の指定口座への銀行振込・郵便振替、口座振替でご納入ください。

 口座振替をご希望の方はその旨を協会事務局までご連絡ください。その後「預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書」を郵送いたします。開始手続きには時間がかかりますので、口座振替開始希望月の2か月位前までにご連絡ください。

※当協会定款第3章第12条に定められている通り、一旦納められた入会金、会費、その他の拠出金品の返還はいたしかねます。何卒ご了承ください。

※会費の額は近年の諸経費増加に伴い、今年中に変更される可能性があります。あらかじめご承知おきください。

※退会される場合は、当協会事務局へ必ずご一報ください。ロシア語などの各種教室を退学されても、協会は自動退会にはなりません。ご連絡のない場合は会員を継続するものとみなし、その後も会費の請求をさせていただきます。
 尚、継続して1年以上会費を滞納されたときは、当協会定款第3章第9条により会員資格喪失となります。

(事務局)

PAGE TOP

新ロシア語習字帳

■ 新ロシア語習字帳 367円(税込)

出版:株式会社 日ソ(2006年)24ページ

ロシア語の筆記体を書いて覚える習字帳。初心者の方はもちろん、中級以上の方の見直しにも。

内容:基本練習/アルファベット/小文字と大文字/数字・記号/単語/人名・地名/簡単な文/ロシア語の歌/自由練習/宛名の書き方/五十音の書き方

 
アプリコットジャム

■ アプリコットジャム 370g / 630円(税込)

 甘酸っぱい果実の味と香りの無添加ジャム。クレープ、クッキーやタルトなどの焼き菓子に添えると豊かな味わいを楽しめます。お茶の時間にいかがでしょうか。

 賞味期限2028/3/6 ウクライナ産

 
ボルシチの素

■ ボルシチの素 210g / 500円(税込・店頭価格)

 魅惑的な深紅色をしたボルシチは世界3大スープと言われます。肉・じゃがいも、キャベツを別途用意し、本品を使えば本場ウクライナの伝統的なボルシチ1リットル(5人分)が簡単に作れます。日本語のレシピもラベルに記載。

 賞味期限2027/03/26 ウクライナ産

 
ボロディンスキー・ライ麦パン

■ ボロディンスキー・ライ麦パン 350g / 540円(税込)

 旧ソ連など東ヨーロッパで最もポピュラーなライ麦パン。本場の味をぜひお楽しみください。あらかじめ約14枚にカット済なので便利です。

 賞味期限2026/8/7 ラトビア産

 

 現在、諸事情により当協会通販サイト「うにべるま~ぐ」に出品していない商品が多数ありますが、協会事務所では原則として平日・土曜の12時~18時に購入可能です。営業時間内に事務局員が外出する場合がありますので、来所の際に確実を期する場合は事前にご一報ください。

PAGE TOP

ロシア・トップ10

【芸能】Русская Десятка ロシア・トップ10

 米国&イスラエル対イラン戦争勃発により石油価格が急上昇でも制裁で景気はよくならず、これまで戦費にすり減らして大赤字でも5月9日の戦勝記念日だけはキャンセルしないロシアから、TOP10をお送りします。今月もМуз-тв≪Русский чарт≫です。10曲中3曲が新曲!

 昨年アルスーとヴラソワのデュエット≪ТАБУ≫(禁忌)がミリオンヒットしましたが、再びコンビを組み≪Белая фата≫(花嫁の白いベール)をリリースして10位にランクイン。作詞作曲は前回同様ヴラソワ自身で、ストーリーについて項述べています。「『花嫁の白いベール』はライバル関係の物語ではなく、互いの選択によって身動きが取れなくなった二人の女性の物語だ。一方はベールを奪われ、もう一方はベールを手に入れることができなかった。愛は結局、どちらにとっても勝ち目のない取引だった。嘘でできた白は、純粋さを意味しない。」3月6日にリリースされ、現在のYouTube再生回数は468,000回。

 ウクライナ・ドネツク出身の芸人レッヴァが扮するピロシコフの≪Похудеем позже≫(ちょっと後で痩せよう)が8位にランクイン。ウクライナには友人が沢山いますが、父母との諍い後、露国籍を取得しました。MVでは高級レストランにペアで来て少量で上品な料理を頼もうとしました。そこで本能が凌駕します「(そう、君は狼みたいにお腹が空いてるから)コーラ、コーラ、ハンバーガー、それが僕たちを助けてくれる。後でピザを食べれば痩せるよ。」ダイエットは後回しにしますか?流行りそうですね。2月27日にリリースされ、現在のYouTube再生回数は1,209,335回。

 2009年に≪Вою на луну≫(月に向かって咆える)、2010年に≪Выбирать чудо≫(奇跡を選ぶ)リリースで一躍有名になった2世タレント、ニューシャの≪Amore≫(愛)が7位にランクイン。MVでは火星のような星で華麗なダンスを披露しながら歌っています。MVリリースに寄せてニューシャはこのように述べています。「AMOREは単なる歌ではありません。言葉を必要としない感情のマニフェストです。アフロビートとフォークのモチーフ、ダンス、動き、そしてありのままの感情が融合し、独特の一体感と温かさに満ちた雰囲気を作り出しています。」1月3日にリリースされ、現在のYouTube再生回数は1,074,000回。

 アイスゲルゲルト&ズィヴェルトのデュエット新曲≪БАНК≫(銀行)が、今月も首位を奪取!アイスゲルゲルトはブラーツク出身で、両親が親権を剥奪されたためサンクトペテルブルグの祖父母と叔母の下で育ちました。その複雑な生い立ちが起因してか、過激主義的な面を有しており、訴追されたりしていました。一方ズィヴェルトは言わずと知れた実力派シンガーで、これまでに≪Life≫ ≪Beverly Hills≫ ≪Credo≫ ≪ЯТЛ≫など数々のヒット曲がトップチャートを占めてきたことは、読者の皆様もご存知のことでしょう。MVも歌詞もクリミナルでバブリーです。12月12日にリリースされ、現在のYouTube再生回数は16,072,400回。おめでとうございまーす!:-)

(МУЗ-ТВ/4月21日/MOPA)

画像は VK, Wiki より
※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。
2025年7月よりアメブロに移転しました。過去記事も読めます。

PAGE TOP

報告する谷川ひとみ氏
報告する谷川ひとみ氏(筆者撮影)

チェチェン連絡会議主催「ウクライナ取材報告」

 4月26日 於:東京・和泉橋区民会館

 チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故発生から40年目となる本日、北コーカサス史の研究を行っている谷川ひとみ氏の最新ウクライナ取材報告会が開催された。

 今回は、2026年1月から2月にかけて、キーウ、ハリキウ州、ドネツク州、ザポリージャ州、ドニプロ州の都市部と戦闘前線に滞在・取材した報告で、主なトピックはウクライナ国内の状況や、チェチェン人義勇兵の様子、ドローンの進化と諸外国の支援についてだった。

 ロシア侵攻から4年目に突入した今冬は、ロシアによるインフラ集中攻撃の激化で停電がこれまで以上に頻発。人々は暖房も水もない状況に置かれることになった。軍事活動維持のため、電力は優先的に前線に供給。何度もウクライナで取材している谷川氏だが、今回は電力供給時間が短く携帯電話への充電が間に合わないことも多かったという(空襲警報はスマホアプリで通報される)。停電は行政機関にも影を落とし、あらゆる手続き面がマヒ。そんな中、HOT SPOTという名前の移動コンテナ車が現れるようになり、暖房、電気、ネット環境、飲み物などの提供が行われ、市民のお助けスペースになっているとのことだ。

 義勇軍についてはリトアニア人が最多という。カディロフ政権に反対している亡命チェチェン人も100人から200人ほど。ただし彼らは国籍がロシアであるため、正規ルートではウクライナへ入国できない。そのため難民パスポートを取得し、ウクライナ国境で検閲を受け入国するが、軍事身分証やグリーンカードの入手、また期限の延長手続きには他の国籍の義勇軍より苦労している。最近は、ウクライナでの軍事経験がほかのEU諸国で危険人物視されるのではないかと考える人もいるそうだ。

 こうした煩雑な背景に加え、戦争の形態そのものがドローン戦術に移行してきていることから、ウクライナ語と英語に堪能でなく、そもそも「勇気があれば戦う」というマッチョリズムが身上のチェチェン人にとって、ドローン操作技術の習得(学校に通う必要がある)が難しく前線での能力の発揮ができない。彼らにとっては仲間との連帯や家族の理解が重要だが、戦闘形態の変化や長期のストレスから酒や薬に走る人もいるという。

 さて、そのドローン戦術は日進月歩の勢い。FPV(第一人称視点)ドローンの出現によって、塹壕へ行くまでの移動が一番危険なものとなった。サーモグラフィカメラ搭載や、ドローンどうしで一方のGPSを攪乱させながら攻撃をするなど、ドローンそのものと戦闘技術もどんどん変化している。一番危険なドローンは有線ドローンで、電波攪乱が効かないため散弾銃で撃ち落とすしかない。しかも撃ち落としたあとのドローン残骸と有線(光ファイバー)は放置され、環境汚染の恐れと地雷とは異なる質の対人危険残骸と化しているという。ドローンによる“キルゾーン”も、現在の20キロ圏から1年後には50キロ圏になると予想されている。だが、ザポリージャやドニプロの住人たちによると、キーウの方がミサイルでやられる可能性が高いとして、移住をする人は減っているらしい。

 3か月ごとに進化するドローン機器。ウクライナではロシアのように量産はできないが、分散された工場で微妙なカスタマイズを絶えず行い、精密さで高価なドローンに対抗している。しかしコストパフォーマンスの問題は深刻だ。最近は天候に左右されない地面ドローンの役割に期待がもたれているが、まだ国産には至っていない。

 最後に外国諸国の支援として紹介されたのが、北欧諸国から寄付された中古漁業用ネットを幹線道路の上部から張り巡らした「ネットトンネル」。人々をドローンの攻撃から守る。

 また、リトアニア政府の支援として、劇場をシェルター内に造って人々の心理的憩いを提供するプロジェクトが進んでいる。直接的な軍事支援とは異なる民生品を活用した支援に様々なアイディアが生まれている。

 さて、筆者は質疑応答時間にドローン学校について質問をした。現在ウクライナには多くのドローン学校があり、軍人は無料で、民間人は4万円程度(月収は10万円程度というので安くはない)で誰でも受講できる。ドローン操作や製造技術、偵察・軍事・撮影など多岐にわたるコースがあり、希望のコースを受講。修了後はドローン操縦士として任務や仕事にドローンを使うことができ、戦闘で業績を挙げれば軍内で評価されるらしい。また、徴兵に関しても志願者への一時金、家賃などの負担制度、軍事ではなくとも国や国民への諸活動が吟味されることにより、徴兵順が繰り下げられるなどのしくみが整えられてきたという。

 ウクライナとロシアの全面戦争は、史上初のドローン戦争という展開となり、この戦いがどういう落とし前になるか見通せない。また、欧米間の齟齬や中東問題もあいまって、ますます混沌としている。ただ言えることは、この戦争に関心を失うことは未来の危機も見落としてしまうということだろう。

(滝沢 三佐子)

 
廃船とオーロラ
6月1日に開催される「子どもを守る日」イベント
テリベルカ村の位置
夏の真夜中のムルマンスク中心地
潮溜まりにできたドラゴンアイとオーロラ
市北部のセミョーノフスコエ湖で甲羅干しする市民
カイトサーフィング
クラウドベリー収穫
カイトサーフィング
サーミ族のスポーツ

ムルマンスク紀行 (9) 極北の人々の生活・夏

 ムルマンスクの夏は、太陽が沈まないので1日中明るいですが、その期間は短いです。昔は冷夏でしたが、昨今の地球温暖化により、夏の最高気温が30度を超えることもあります。それでも日本と比べたら空気もカラッとして時折涼しい風が吹くので避暑地として栄え、国内外からの観光客も多いです。

 ではムルマンスク州の人々は、夏どのように過ごすのでしょうか。

 多くの人がこの時期南下して、クラスノダール地方やクリミアなど暖かい気候の場所へ休暇に出かけます。冬場足りなかった日光浴を、南で楽しむのです。海外に行く人もいます。

 一方でムルマンスク州があるコラ半島には大自然が広がっており近年の観光開発化に伴い、州内で夏を過ごす人もいます。ハイキング、アウトドアアクティビティ、テリベルカでホエールウォッチング、ダーチャでの休暇、クラウドベリーやブルーベリーなどの木の実狩り、州中部のロヴォゼロ村では北方少数民族サーミ族の民族競技会、北方文化フェスタなどの各種イベント、原子力砕氷船「レーニン号」見学などがあります。

 貴方も一度足を運んで、異国の避暑地で文化交流しませんか?

 神奈川県日本ユーラシア協会では2026年の年末年始開催に向けて、ムルマンスク旅行を計画しております。詳細は、追ってお知らせします。

(福島 留美/ムルマンスク在住)

 

投稿歓迎!

 「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。ユーラシア(旧ソ連地域)関連の投稿をお待ちしています。
 催し物の感想、旅行記、講評、写真、絵などさまざまなジャンルの投稿を歓迎します。
 作品は自分のオリジナルか著作権者の許可を得たものに限ります。
 デジタル画像はテキストファイルに貼りつけず、別ファイルでお送りください。
 また、ペンネームや注意事項があればお書き添えください。毎月末締切、翌月15日頃に発行見込み。

※投稿記事は誹謗中傷や公序良俗に反するもの以外ほぼ原文のまま掲載していますが、必ずしも協会としての見解を反映するものではありません。

※投稿はEメール(クラウド共有も可)、FAX、郵送のいずれかでお願いします。Eメールは2025年7月に変更された下記の新アドレスにお送りください。旧アドレスは使用できません。

PAGE TOP