2025年7月19日より、当協会代表メールアドレスを下記の通り変更しました。
新メールアドレス:contact@kanagawa-eurasia.org
今後の当協会へのお問い合わせやご連絡にはこちらをご使用ください。
また、受信時に迷惑メールフォルダに入る可能性もありますので、必要に応じて上記アドレスからのメールを受信できるようご設定ください。
尚、7月10日頃より旧代表メール eurask2@hotmail.co.jp のMicrosoftアカウントが使えなくなり、調査の結果、各所で同時に発生したOutlook障害に乗じた何者かによる乗っ取り被害に遭ったことが判明しました。
2週間後に一応のアカウント回復はできましたが、安全上の問題が残るため、今後の旧代表メールの使用は中止します。
今後、eurask2@hotmail.co.jp にはメールを送信しないようにお願いいたします。
また7月10日以降にこのアドレスから発信され、受信したメールがあれば、念のため開かずに削除するようお願いいたします。
この度は皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
再発防止に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
(神奈川県日本ユーラシア協会事務局)
先月8月に予定していましたウズベキスタン旅行を中止しました。
その経過についてお知らせします。
中止にした最大の理由は、航空料金の高騰です。当初想定していた料金よりも高くなり、そのために旅費が高くなることを参加予定者に連絡したところ、その料金では参加できない人が出ました。これは各自の事情があるため、致し方ないことですが、その結果グループ運賃適用が外れることになり、更に旅費が上がることになったため、他の参加予定者も参加が困難になり、やむを得ず中止にしたものです。
想定外とはいえ、実行委員会としての見通しにも甘さがあったことは否めないと考えます。
関係者に多大なご迷惑をかけたことを、ここに深くお詫びする次第であります。
今後は旅行時期の設定も含めて、航空料金の見通しなど更に厳しく検討する等、改善をすすめ、更に実行委員会体制の改革も行い、二度とこのようなことが起こらぬよう努めていく所存であります。
(旅行実行委員会委員長 田中豊造)
10月12日(日)12時より、ウクライナ料理教室を開催します。
横浜ロシア語センター講師のラリーサ先生、ヴァレリヤ先生と一緒に、美味しい郷土料理を作ってみませんか?
詳細はチラシのリンク先画像をごらんください。
メニュー:ジャガイモとフェタチーズのクニシ、ウクライナ風クルシュ、ケシの実入りハニーシュリキ
会場:横浜平和と労働会館5階教室
参加費:一般2,800円、会員2,300円
持ち物:エプロン
定員:12名(先着順、要予約)
申込締切:10月6日(月)
今テーマは「私の健康法」です。
健康とは単に、病気ではないとか、弱っていないということではありません。肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
健康な毎日を過ごすために、どんなことをしていますか。健康の秘訣はありますか。あなたの健康法を教えてください。
ウリヤノフスク、ムルマンスク、ウラジオストクなどから日本語を学習している人との交流会です。
最初にロシア語で、続いて同じことを日本語で合計3分以内にお話しください。発表の後、参加者から質問がありますが、通訳が常駐していますので、ご安心ください。他の参加者のお話を聞くだけでもOKです。お申し込みをお待ちしております。
日時:10月26日(日)18:00(日本時間)
Zoomミーティングルームにてオンライン開催
8月のDVD鑑賞会の席上、次回の鑑賞会の作品と日程が決まりました。毎回第4日曜、もしくは最終日曜に開催していましたが、今回は事情で第二日曜の9日となりました。
作品は『黒い瞳』です。「うたごえ」に参加された方なら「ああ、あの……」となるかもしれません。でも、映画の『黒い瞳』はすれ違いの男女の恋の運命を描いた作品です。内容を書いてしまうと鑑賞する楽しみが減ってしまうのでここまでとします。
でも、少しだけ……。名優マルチェロ・マストロヤンニ演ずるロシア人男性とイタリア人女性との恋物語です。チェーホフの短編小説4作品から着想を得て作られた作品です。是非、ご覧ください。
日時:11月9日(日)→ 12月7日(日)14:00~
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:500円(黒パン・紅茶付)
毎年、「8・15」に一番近い日曜日に戦争と平和を考える作品を鑑賞しています。今年は『カティンの森』でした。
これは史実をもとに制作されました。第二次世界大戦中、カティンの森から多数のポーランド軍将校の射殺死体が発見されました。ソ連はこれをドイツによるものと発表しましたが、ドイツはこれを全面的に否定しました。戦中・戦後を通じて謎とされていましたが、ソ連崩壊後にロシアがソ連軍によるものと発表し、明らかになりました。
映画はドイツに攻め込まれ、避難しようとしたところ「ソ連が攻めて来た」と逃げ道を絶たれる市民の姿からはじまりました。ドイツとの戦闘に敗れたポーランド軍将校はソ連の捕虜になったのです。ポーランドを属国にするためには軍隊をソ連軍が把握しなければなりません。そのため、指揮を執る将校を全て殺害したのです。その一人がアンジェイ・ワイダ監督の父だったのです。この史実を映画化することにより、父の仇を討つことになりました。
映画のラストシーン、ポーランド軍将校が後ろ手に縛られ、頭を拳銃で撃ち抜かれる場面では観ていた参加者が悲鳴を上げました。全く無抵抗の将校たちを次々と射殺し、ブルドーザーで埋めたのです。この蛮行は戦争の悲劇の一つです。戦争は相手が降伏するまで殺戮し続けるのです。あってはならないことです。
戦後80年、戦禍の記憶はかすれていきます。改めて、戦争について深く考える鑑賞会となりました。
(関戸)
2025年10月からの第143期開講に先立ち、10月4日(土)、初めて学ぶ方のための「入門」体験講座、基礎の基礎を学んでこれから格変化を学習する方のための「初級」体験講座を行います。
言語の学習は相互理解と平和への第一歩であることを信じて、ロシア語もウクライナ語も同じ学び舎で、仲良く一緒に勉強してみませんか。もちろん目標は大きくても小さくても、なんとなく興味を持っただけでも構いません。学んでみたい方はどなたでも歓迎いたします。まずはお気軽に体験してみてください!
● 12:00~12:45 ロシア語初級「よくわかる格変化」
講師:竪山 洋子(土曜初級担当)
ロシア語の「格変化」は日本語の「てにをは」に当たります。体験講座では格変化を替え歌にして覚えたり、クイズ感覚で練習問題を解いてみたりと楽しく取り組んでいきます。ロシア語のアルファベットが読めて、名詞の性が頭に入っている方なら誰でも体験可能です。
● 13:00~13:45 ロシア語入門1
講師:菅原 彩(水曜入門担当)
● 14:00~14:45 ロシア語入門2
講師:竪山 洋子(土曜入門担当)
● 15:00~15:45 ウクライナ語入門
講師:ジェルーリ・ラリーサ(火曜入門担当)
初めて学ぶ方、初歩から学びたい方のための「入門」体験も3クラス実施します。本講座ではアルファベット、発音、文字の読み書き、簡単な会話、初歩の文法を学び、日常レベルのロシア語・ウクライナ語を理解できるようにします。
ウクライナ語講座受講に当たっては、ロシア語学習経験の有無は問いません。スラヴ諸語の学習が初めての方も、知識がある方もご一緒にどうぞ。
ロシア語中級レベル対象の秋期集中講座を全3回コースで開講します。
表現のニュアンスを理解して動詞を使い、ロシア語らしい自然な伝え方をする方法が学べます。詳細はホームページにて。
日時:9月22日(月)、9月29日(月)、10月6日(月)19:30~21:00 全3回
講師:須藤アレキサンドラ
Всех желающих изучать японский язык мы приглашаем на индивидуальные курсы японского языка при обществе ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава.
Наши курсы ориентированы в первую очередь на русскоговорящих, проживающих в Японии, поэтому большинство наших преподавателей владеют русским языком на высоком уровне. Возможны аудиторные и онлайн-уроки. Мы внимательно выслушаем Ваши пожелания и подберём оптимальную учебную программу.
За справкой обращайтесь по электронному адресу eurask2@hotmail.co.jp или в офис общества ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава (просьба заранее сообщить о своём визите по электронной почте).
当協会の日本語教室は、主にユーラシア(旧ソ連)諸国出身のロシア語を母語とする方を対象としています。
日本での生活に必要な日常会話や日本語能力検定試験対策など、それぞれの目的やレベルに合わせて個人レッスンで丁寧にお教えします。
ロシア語版ホームページもありますので、学習希望者にぜひご紹介ください。
毎月原則2回、横浜平和と労働会館6階会議室で土曜日に開講中。
奏法の基本から音楽理論や高度な内容まで学べます。初心者から中・上級者まで歓迎!
今期後半のレッスン日は、9月13日、9月20日(※27日より変更)です。
お問い合わせは神奈川県日本ユーラシア協会事務局まで。
時間:14:00~18:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館6階会議室
ロシア語142期も終わりに近づいてきましたが、新入会者も退会者もいなかったので6月と同じ189名です。
(木佐森)
| NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 | 2025/8/1~8/31 | ||
|---|---|---|---|
| 単位:円 | |||
| 摘 要 | 本年度当該月収入 | 前年度当該月収入 | 対前年度増減 |
| 一般会計 | 85,478 | 119,100 | -33,622 |
| 教育事業 | 491,950 | 368,710 | 123,240 |
| 一般事業 | 20,230 | 26,440 | -6,210 |
| 合 計 | 597,658 | 514,250 | 83,408 |
| 摘 要 | 本年度当該月支出 | 前年度当該月支出 | 対前年度増減 |
| 一般会計 | 408,115 | 244,229 | 163,886 |
| 教育事業 | 303,380 | 176,770 | 126,610 |
| 一般事業 | 0 | 16,977 | -16,977 |
| 支出合計 | 711,495 | 437,976 | 273,519 |
| 当該月収支 | -113,837 | 76,274 | -190,111 |
| 累計収支計 | -983,327 | -46,677 | -936,650 |
各事業とも、昨年と同じように推移していますが、全体的に弱くなっています。
8月は教育事業収入が昨年より多いものの、教育事業支出も昨年より多くなっています。8月収支は、昨年はプラス7万円でしたが、今年はマイナス11万円になっています。
1月からの累計は、マイナス98万円となってしまいました。
(木佐森)
● ワイン(各750ml/税込)
アルメニア・レッド 2,000円
アルマス・ロゼ 3,100円
クール・レッド 3,100円
クール・ホワイト 2,500円
● ブランデー(500ml/税込)
グランド・エレヴァン 3年 2,600円
現在、諸事情により当協会通販サイト「うにべるま~ぐ」に出品していない商品が多数ありますが、協会事務所では原則として平日・土曜の12時~18時に購入可能です。営業時間内に事務局員が外出する場合がありますので、来所の際に確実を期する場合は事前にご一報ください。
世界規模の音楽コンクール「インターヴィジョン2025」がもうすぐ開催されるロシアからTOP10をお送りします。
先月号(※8月号本紙は休刊のため、ブログ版でのみ発表)から、30年もの歴史がある露音楽配信メディアМУЗ-ТВとРусское радиоから交互にお送りしています。
今月はРусское радиоから2025年8月22日発表のХит-парад ≪Золотой граммофон≫です。3曲既出曲なので、7曲をご紹介します!
露成功階段を上り続ける男・ビランの≪Пообещай≫(約束して)が10位にランクイン。
9位に、おしどり夫婦アグーチンとヴァルムのデュエットソング≪Я не тот, ты не та≫(私達は運命の人じゃない)がランクイン。
7位にジャラゴニアの≪Дежавю≫(デジャヴ)がランクイン。熱帯雨林地帯を感じさせる名前ですが、これはジョージアにルーツを持つ本当の苗字だそう。
6位に英国の伝説的シンガー、ジョージ・マイケルの遠縁とされているパナヨートフの≪Карма≫(カルマ)がランクイン。
5位にエンユーとアシヤのデュエット曲≪Помнишь≫(覚えている?)がランクイン。
キセリョフとモトとクライムブレリのコラボ曲≪На моральных≫(モラルにしがみついて)が2位にランクイン。3月14日リリース、現在のYouTube再生回数は1,353,000回。
今回首位を奪取したのは、サラトフ州エンゲルス市出身の期待の新星ヴォロビヨーワの≪Ход королевы≫(女王の一歩)でした。ヴォロビヨーワは1TVの音楽オーディション番組「ゴーラス 第3シーズン(2014)」の優勝者。2019年にフュージョンポップス中心のファーストミニアルバム≪Космос≫をリリース。6月18日にリリースされ、現在のYouTube再生回数は125,000回。おめでとうございまーす!:-)
(Русское радио/8月22日発表/MOPA)
画像は https://vk.com より
※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。
これまで芸能記事を掲載していたgooブログが2025年11月終了予定のため、7月よりアメブロに移転しました。過去記事も読めます。
6月号でご紹介したように、2月3日に露大統領令の発布による世界現代音楽コンクール「インターヴィジョン2025(https://intervision.world/)」が、9月20日(土)にモスクワ・ライブアレーナで開催される。時間は8月末現時点で非公表だ。分かり次第ブログ「NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 日本とユーラシア~ダイジェスト版~」で告知するので、チェックしていただきたい。
ロシアでの放送権は1TV(https://1tv.ru)が獲得し、現在次の23カ国が参加決定。9月12日には全てがわかるだろう。優勝した代表者には、優勝杯と3000万ルーブルが贈られる。
| ベラルーシ | ベネズエラ | ベトナム | エジプト |
| インド | カザフスタン | キューバ | キルギス |
| 中国 | コロンビア | ベトナム | エジプト |
| マダガスカル | ロシア | サウジアラビア | セルビア |
| 米国 | タジキスタン | ウズベキスタン | エチオピア |
| 南アフリカ共和国 | ブラジル | アラブ首長国連邦 |
ウン十年ぶりの世界的音楽祭典のため、ハプニング・アクシデント・スキャンダルも結構あったようだ。先ずアゼルバイジャンは、開催国ロシアとの関係の悪化により出場を拒否した。コロンビアは一旦出場者をラス・アネズに決定したが、「招待状は受領したが、詳細や確認のない会話のみの取り決めだったので、有効ではありません。」と当人から説明があり辞退。代替候補者を既に選出済。エジプトは、2年前に発表した曲を選出し大会規定に反しているため、現在どうするか未定。キューバはモスクワとの時差が7時間あるため、放送時間をずらして放映するそうだ。印、エチオピア、南アは現在選考中。
大会アンバサダーには、ヂーマ・ビラン、ペラゲヤ、クラーヴァ・コカ、アイ・ヨラなどの注目アーティストらとアイスホッケー選手のオヴェチキンが内定された。
各国パフォーマンスと結果を乞うご期待。
(MOPA)
(原題:LIMONOV. THE BALLAD BEN WHISHAW、
キリル・セレブレンニコフ監督作品、伊=仏=スペイン、2024年)
「LETO」「チャイコフスキーの妻」などアクの強い作品を次々と発表し、現在はロシア国外で活躍しているキリル・セレブレンニコフ監督の最新作。今回は、スキャンダラスなパーソナリティの持ち主、エドワルド・リモノフ(本名はサヴェンコというウクライナの家系)の半生を描いたもの。思想家・政治家・革命家・ジャーナリスト・詩人・執事(?)などの肩書をもち、ソ連国籍はく奪後はアメリカ、フランスで活動。ロシア帰国後は共産系民族主義の過激派として名を馳せるも、ジリノフスキーとの決裂、ドゥーキンとプーチンの目するロシア政府を批判を経て、2020年の死まで反政府運動主導の第一人者となった。
筆者は1999年代、モスクワでリモノフが発行する英字紙「The Exile」を、英字新聞Moscow Timesと共に読んでいたが、当時はリモノフのことを全く関知しておらず、その後もポリトコフスカヤ、ネムツォフ、ナワリヌィといった有名な政府批判者ばかりに目がいっていた。思えば残念なことをしたものだ。本作では、セレブレンニコフ監督がリモノフを選んだことで、ロシアの行く末を案ずるメッセージとなった。
さて、リモノフを演じるのは「007シリーズ」で Q役を務めてきたベン・ウィショー。上映もミニシアターだけではなく、シネコンもあるので音響も堪能したい問題作。
9月5日より全国公開。横浜ではブルク13、川崎チネチッタなど。
(文:滝沢 三佐子)
とき:10月11日(土)~11月3日(月・祝)
ところ:横浜市民ギャラリーあざみ野展示室1(東急田園都市線、横浜市営地下鉄あざみの駅)
入場料:一般500円、20歳未満および学生・65歳以上無料
ジョージア滞在中に見つめた国家、人種、民族、アイデンティティ、人々の日常生活の断片を描いた庄司朝美氏の絵画作品約80点。人間の暗部だけではなく、ユーモアや救いを感じさせる物語を凝縮。
関連イベントも開催。詳細、申し込みはホームページにて。
● アーティストトーク:10月11日(土)15~16時
● 対談:10月25日(土)15~16時
● 学芸員によるギャラリートーク:10月26日(日)15~15時半
●庄司朝美とジョージアのスプラを体験!:11月1日(土)15~17時
8月最後の日曜日、31日午後1時に「オリガ先生を送るクラス会」が5F教室で行われました。土曜ロシア語準上級2-1クラスをご出産まで長年担当していたオリガ先生が、今年の10月末にアメリカ西海岸シリコンバレーのサンノゼに移住されることになったため、クラス全員で送りだそうと計画したものです。
同クラス会には、現役の額田さん、五十嵐さん、藤田さん。OGの加藤さんと松本さん、それに遠く名古屋からOBの川北さんが集まりました。オリガ先生には可愛いマイヤちゃんと旦那の良さんが一緒です。五十嵐さんにはヴァレリヤ先生と可愛いアキミちゃんが一緒です。併せて板垣さんと木佐森が同席しました。持ち寄りパーティーなので、みなさんの手作りの食べ物やお菓子がテーブルに載らないほど並びました。
マイヤちゃんは45分ごとにオリガ先生の胸の中でお休みです。アキミちゃんは、最初は隣の部屋にいましたが、だんだん慣れてきて一緒におにぎりを食べました。でもママの手は放しません。
いろいろな話が出て話が尽きず、夕方5時過ぎにオリガ先生家族を送り出し解散となりました。良さんは2日後の9月2日にはサンノゼに出発するとのことです。
(木佐森)
外国人や外国にルーツを持つ人々に対して敵対的な態度をとり、その人々を排除しようとする排外主義が世界中で急速に広がっています。欧州では、欧州域外にルーツを持つ移民(とりわけムスリム)が標的となり、経済的、文化的な脅威とされています。日本では、永らく、在日コリアンが標的にされてきました。そこには、日本の歴史修正主義が横たわっています。2023年からは、埼玉県南部に居住するクルド人への攻撃が加わりました。排外主義の煽動は、外国人・外国にルーツを持つ人々を苦しめ、異なる国籍・民族間の対立を煽り、共生社会を破壊していきます。7月の参議院選挙では「外国人は生活保護を受けやすい」「外国人が増えて治安が悪化している」「外国人が必要以上に優遇されている」などの根拠のないデマによるキャンペーンを行った政党が議席を増やしてしまいました。1923年の関東大震災では「朝鮮人が放火した」「井戸に毒を投げ入れた」などのデマにより、六千人以上の朝鮮人、中国人が虐殺されています。
さまざまな国々の市民との交流活動や世界の平和を求める活動を行っている私たちは、排外主義を許すことはできません。外国人への偏見の煽動に乗せられることなく、国籍、民族に関わらず、誰でもが人間としての尊厳が尊重され、差別されず、平和に生きることができる共生社会を目指しています。
2025年8月
神奈川県国際平和友好団体連絡会
(日本中国友好協会神奈川県連合会・日本コリア協会神奈川県員会・日本ベトナム友好協会神奈川県支部・神奈川県AALA連帯委員会・神奈川県日本ユーラシア協会・原水爆禁止神奈川協議会・平和委員会神奈川県委員会・革新懇横浜連絡会)
ムルマンスクでは8月末から4月中旬にかけて、オーロラが出現します。赤や緑、紫、黄色など様々な色で、漆黒の空にカーテンのように揺らめきながら輝く光景は、非常に神秘的です。
オーロラは、北極や南極など高緯度の所で見られる現象です。この現象は、太陽からの「太陽風」によって引き起こされます。太陽風というのは、太陽表面で発生する大きな爆発があった際、太陽から飛び出してくる電子や陽子が、まるで風のように地球に押し寄せてくることをいいます。この太陽風が、北極や南極上空の酸素や窒素などの原子を刺激して光を出します。これがオーロラです。
でもなぜ、オーロラは北極や南極などの極地方でしか見ることができないのでしょうか。これは、地球が北極をS極、南極をN極とする大きな磁石であることと関係があります。太陽から飛んできた太陽風が、地球の磁石に引き寄せられて、北極と南極めがけて地球に飛び込み、上空で大気の酸素や窒素などと反応するわけです。
オーロラの名前の由来は、ローマ神話に登場する、夜の闇を払い太陽に先駆けて夜明けを告げる女神「アウローラ」からきていて、太陽神アポロの妹と言われています。
古代からオーロラは、災害や戦争、政治の大変革などの不吉な出来事の前兆であると考えられていました。例えばドイツでは、ヒトラーがポーランドを侵攻する前夜、真っ赤なオーロラが空を覆い尽くしたと言われています。フランスでは「天からの警告」「空中での火事」と恐れられ、何千人もの村人がパリの教会へと足を運んだそう。一方古代中国では、善悪2頭の巨大な龍が天空で戦うことにより生じたと信じられました。そして現代の中国では、オーロラを見ると健康な子を授かると信じられ、若い女性が大挙を成して毎年ムルマンスクに訪れます。
貴方も一度足を運んで、稀有で神秘的な現象をご覧になりませんか?
神奈川県日本ユーラシア協会では2026年夏と年末年始開催に向けて、ムルマンスク旅行を計画しております。詳細は、追ってお知らせします。
(福島 留美/ムルマンスク在住)
会員の川畑泰さんより、娘さんの木村めぐみさんの描かれた残暑見舞いの可愛いイラストをお送りいただきました。ありがとうございます。
今年は猛暑や少雨で夏野菜の出来にも影響しているようです。まだまだ暑さは続きそうですが、お元気でお過ごしください。
「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。ユーラシア(旧ソ連地域)関連の投稿をお待ちしています。
催し物の感想、旅行記、講評、写真、絵などさまざまなジャンルの投稿を歓迎します。
作品は自分のオリジナルか著作権者の許可を得たものに限ります。
デジタル画像はテキストファイルに貼りつけず、別ファイルでお送りください。
また、ペンネームや注意事項があればお書き添えください。毎月末締切、翌月15日頃に発行見込み。
※投稿記事は誹謗中傷や公序良俗に反するもの以外ほぼ原文のまま掲載していますが、必ずしも協会としての見解を反映するものではありません。