4月5日午後1時半、内藤祐太氏の司会で開会を宣言し、議長として井村真也氏が選出されました。続いて書記に滝沢三佐子氏、資格審査委員に柴田順吉氏が選出されました。木佐森雅道協会会長があいさつし、ロシア語センター設立による協会財政の健全性の確保について触れ、今後の教室規模拡大への展望について話をしました。
そのあと資格審査委員が13時44分現在、会員223名のうち、9名の出席、115名の委任状を確認し、協会規約第28条および30条3項にしたがい、総会が成立していることが確認されました。
ひきつづき議案に従い活動報告と新年度の活動案を報告しました。内容と報告者は以下のとおりです。
ロシア語・日本語教室=田中豊造氏、WEBロシア語講座=大山麻稀子氏、ロシア語補修支援・ロシア語通訳研究会=野口福美氏。
音楽教室=田中氏、料理教室=滝沢氏、ヨールカ祭、ロシア正教の復活祭パスハ=田中氏。
また、交流事業として、ハバロフスク旅行=田中氏、サハリン旅行=内藤氏、国際フェスタ=田中氏。
文化行事としては、DVD上映会、現代ロシア映画上映会=滝沢氏、学習講演会、ホームページと機関紙、平和への取り組み=田中氏。
会員相互の親睦=野口氏、ユーラシア諸国民との交流=野口・大山両氏。
組織状況について、木佐森氏が現在の会員総数238名から223名との減少したことを報告しました。その原因は、会員の中心がロシア語教室生徒であり、ロシア語を継続しなくなると会員をやめるというもの。新型コロナウイルス感染の影響で講座開催が困難となっているが、さまざまなイベントを通してロシア語以外でも協会に参加してくれる人を増やす必要があると述べました。
会計監査報告について、野口氏が報告し、ボランティア団体ということで人件費をかなり抑えていること、教室維持・改善基金などについて、詳しく説明しました。
木佐森氏が会計監査の金子隆一・小新幸康両氏の会計監査報告を代読しました。
議案について質問は出ず、拍手をもって承認されました。
役員選出案は田中氏から報告があり、拍手により承認され、14時半に閉会しました。
また、予定されていた総会記念講演会とマトリョミンコンサートは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止し、前者は日を改めて実施することになりました。
(滝沢)