4月1日午後1時10分より、司会を務める内藤祐太氏により、開会宣言がなされた。
議長に中垣内隆彦、総会書記に滝沢三佐子、資格審査委員福島由照の諸氏が選出され、承認された。
ユーラスツアーズの坂田恒衛氏が来賓挨拶をおこなった。
資格審査報告では正会員218名のところ11名出席、委任状112通を確認し、規約に基づき総会が成立したことを宣言。
田中豊造理事長の指名に従い、活動報告、活動方針提案を担当者より報告した。
財政報告は野口福美事務局次長が会計報告、予算提案をとりまとめて行った。
会計監査は監査人所用により欠席のため、木佐森会長が代読した。
質疑を求めたが、発言がなかったため、諸報告、方針を採決した。
田中理事長より役員選出の提案を行った。議長より立候補を求めたが、いなかったので提案を拍手で承認した。
新理事となった内藤祐太、井村真也、福島由照の諸氏が新役員挨拶を行った。
議長が総会役員の解任を宣言。
午後1時58分、司会が総会の閉会を宣言し終了した。
(書記:滝沢)
テルミンとパリャーノチカが初登場~総会記念ミニコンサート~
総会終了後は記念コンサート。今回はテルミンが初登場。関戸もテルミンの実物を見るのは初めてでした。マトリョミンと違い、両手を上下と左右に広げて演奏する姿は興味深いものでした。そのテルミンで、映画『サウンドオブミュージック』のメドレーが奏でられました。
テルミンの後はマトリョミンアンサンブル。こちらは「日本の四季」のメドレーから。「早春賦・夏の思い出・里の秋・雪の降る町を」という日本の愛唱歌・童謡が会場にしみわたりました。さらに日本の歌のメドレーでは、「さくらさくら・荒城の月・ふるさと」が演奏されました。文章だけで、音の素晴らしさを伝えられないのは残念。「翼をください」の後は、「ドレミの歌」で締めくくられました。
女性だけのマトリョミンアンサンブルの後は、軍服姿の「パリャーノチカ」の出番。旧ソ連の戦時歌謡の力強いうたごえが会場に響きました。
伴奏は1000曲のレパートリーを持つ岡田桃子さん。うたごえ運動では知らない人がいない名伴奏者です。その伴奏とともにさまざまな曲が歌われました。今までの音楽行事では聞いたことのない歌もありました。
そして、歌の背景や由来なども古是三春さんから説明があり、会場からは「おお、そうだったのか」「ええっ、知らなかった」という声が。
関戸の印象に残ったのは「鶴」です。うたごえ運動の中では、女性の歌しか知らなかったので、男性の力強い歌声は刺激的でした。
また、「セヴァストーポリワルツ」では、19世紀のクリミヤ戦争(トルストイが従軍し、ナイチンゲールの看護活動が有名)でも20世紀の独ソ戦でも激戦地となったことが説明されました。
さらには、アンコールにも応えてくれて、「心さわぐ青春の歌」が歌われ、会場からは大喝采でした。
総会後の二つのコンサート、今年の神奈川がさらに伸び行くことを感じさせるものでした。
(関戸)