今月の表紙

特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会機関紙「日本とユーラシア」

2016年7月号 No.657

行事予定

7/31(日)「ジョージア(グルジア)を知る会」開催!

ジョージア(グルジア)を知る会 日本では触れる機会の少ないユーラシアの国々に親しんでみませんか?
今回はコーカサス地方に位置するジョージアの歴史と現状、文化、ロシアとの関係について、ジョージア系ロシア人留学生のケテヴァン(愛称・ケティ)さんから学びます。
お話を聞いた後は、8000年の歴史を持つジョージアワインを試飲しながら、皆さんで楽しく交流しましょう。
ぜひ、奮ってご参加ください!
※チラシ画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

日時:2016年7月31日(日)14:00~17:00
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:会員1,000円 一般1,500円

主催・お申し込み・お問い合わせ:神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp

講師:ケテヴァン・ラキア Ketevan Lakiya
ジョージア・トビリシ生まれ。2歳の時にロシア・モスクワに移住。その後も毎年ジョージアに帰省している。
モスクワ国立大学ジャーナリズム学部卒。卒業論文「アイドルが出演する番組を例とする日本の若者向き番組の特徴と特性」。
2016年来日。現在、横浜国立大学教育人間学研究科にて、テレビを媒体とする日本の若者の世界観形成における現代大衆文化の影響を研究中。
ロシア語、日本語、グルジア語、フランス語、英語を解する。

第18回 大河アムール・ハバロフスク市民交流の旅 申込締切迫る!

ハバロフスク市民交流の旅 日程 2016年8月9日(火)~14日(日)
ホームステイコース 110,000円
ダーチャコース   120,000円
航空券(別途) 68,000~86,000円
※航空券は遅くなると高くなります。お申し込みはお早目に。

最終締切:7月18日(月)
内容:露日協会員宅ホームステイまたはダーチャ訪問、サマーキャンプ場「オケアン」訪問 他/(オプション)市内観光、ドムラレッスン、ウォッカ工場見学、アムール河遊覧 他
詳細はチラシ画像をクリックしてごらんください。(PDFファイルが開きます)。

お申し込み・お問い合わせ先:神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp

8・15「戦争と平和」を考える DVD上映会 『追想』開催

追想  今年も「8・15」が来ます。毎年、この日の前後に戦争と平和を考えるためのDVDを上映しています。

 今回はフランス映画です。1975年制作の『追想』を上映します。これは、フランスで実際に起こったことを映像化したものです。

 ある外科医が愛する家族を殺されナチスに復讐をする内容ですが、随所に戦争の悲惨さがにじみ出ています。戦争は悲劇しか生まないということを実感出来る映画です。国家として戦争に勝利しても、愛する家族を失ったその悲しさからは逃れられません。勝利者も敗北者も共に戦争の犠牲者であることが分かります。

日時 2016年8月28日(日)14:00
会場 横浜平和と労働会館 5F
参加費 300円(黒パン・お茶付)

お申し込み・お問い合わせ先:神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp

活動報告

5階教室は超満員 歓迎懇親会と横浜港散策


横浜港見学

 16年度前期ロシア語教室が開講して2か月が経った6月19日(日)、新受講生と新会員を歓迎して、「歓迎懇親会と横浜港散策」が開催されました。新受講生が8名、新入会員が2名、ロシア語教室講師陣は4名、キルギスから2名、ロシアの留学生1名その他会員など総勢27名で、5階の教室は超満員。

 まずは、野口先生が日本語と簡単なロシア語で作られた横浜港の案内の映像(パワーポイント)を使い、ロシア語で赤レンガ倉庫、大さん橋、山下公園などの説明です。続いて、ビールとワインで乾杯の後、談笑に入り、参加者全員の自己紹介もあり、散策に出る前に、和気あいあいになりました。

歓迎会と横浜港見学  テーブルに並んだ料理は、野口先生が、早朝4時半に起きて作った、肉と野菜のピロシキ60個。さらに、10時に駆けつけてくれた長行事さんと長山さんが15個を追加作成。サラダとして、男爵イモのアジカソース添え。黒パンは2種類、イワシパテ載せ、と乾き物でした。

 3時過ぎに、教室を出発。バスのあかいくつ号に乗り、大さん橋へ。みんなで記念写真を撮ったら、雨がしとしと降ってきてしまい、急遽1階に移動し、その後何組かのグループに分かれて解散となりました。一部は関内のロシアレストランバー「ミーフバー」へ直行しました。

(文・木佐森/写真・小新)

歓迎会と横浜港見学 歓迎会と横浜港見学
歓迎会と横浜港見学 歓迎会と横浜港見学

 一人一人の自己紹介の場があり、とてもよかった!いろいろな人のロシア語学習を始めた動機やロシア語能力を知ることができ面白かったです。4月から始めた人のロシア語の上手さに驚き刺激的でした。先生やゲストの方と会話するためにも、もっと勉強しなくてはと思いました。

(長山)

***

 パワーポイントによる港の説明も、ピロシキ他の料理も良かったです。雨が多少あったのは残念!?他のクラスの方たちと交流も、普段はなかなかできないので、新鮮な感じがして良かったです。

(いつこ)

***

 4月末から入会し、それぞれの目的を持った志の高い方とマリア先生の丁寧で活気のあるご指導の下、楽しく学ばせていただいています。ロシア語は、アルファベットからのスタートですが、今回の歓迎会及び横浜港遠足に参加し、横浜のこのロシア語教室に入って良かったと思いました。

 まず、歓迎会で他の先生方や先輩方との懇談で、こちらの会の雰囲気が温かくオープンで、「全くの初心者で大丈夫だろうか…」という不安な気持ちが無くなりました。道中、「自転車が来ました!危ないですよ!」など、リアルな会話も先生方や他の方が教えてくださり、野口先生の大さん橋=くじらのせなかでの講義も充実していました。

 最後に、朝早く(あるいは何日も前から)あれほどのお料理や資料をご準備してくださり、ありがとうございました。ビーツのピクルスは後日、早速作ってみました。美味しかったです。

(山ノ内)

***

 友人と共に参加させていただきました。野口先生のロシア語単語を混じえての横浜港のご解説は、新発見も多く、非常にためになりました。

 また、軽食どころか、立派な午餐とも言える献立すべてがおいしかったです。(持ち帰れた料理は家人も喜びました。)

 そして、スタッフの方々の暖かな歓待に、友人が大変感謝しておりました。彼女に代わりお礼申し上げます。

 ご参加の先生方、スタッフの皆さま、準備に勤しまれた竪山先生クラスの皆さま本当にありがとうございました。

(板垣)

2016年度第67回ロシア語能力検定(横浜会場)を終えて

ロシア語能力検定  5月29日(日)、2016年度第67回ロシア語能力検定(3級・4級)が横浜平和と労働会館4階で行われました。
 受検者数は、3級24名、4級21名(全国受検者数比 10.5%、9.6%)でした。
 各級受検者数はこの数年横ばい状態で推移しています。(下表)

年度  3級  4級
2016 24名 21名
2015 23名 18名
2014 24名 20名
2013 21名 17名

【検定内容】
○3級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)、聴取、テクストの朗読(録音)
○4級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)、テクストの朗読(録音)

【検定上の課題】
テクスト朗読はカセットテープによる録音のため、テープの頭出しや録音の確認作業、また録音の失敗などの課題があります。ICレコーダーなど録音機器の改善が望まれます。

【受検者アンケートより】
1)ロシア語学習の場について、複数回答の結果、4級受験者では「独習」が13名と最も高く、「ラジオ講座」(5名)、「横浜ロシア語教室などの専門学校」(4名)と続く。3級受験者では、「独習」と「通学している学校」がともに8名で「横浜ロシア語教室」などの専門学校は3名でした。
2)ロシア語教室の認知度については、4級、3級受験者ともに11名(約50%)でした。
3)ロシア語の活用については、「個人的な趣味」が4級、3級ともに11名、「仕事・ビジネス」がそれぞれ5名、7名、「ロシア人との会話や手紙」がそれぞれ3名、7名となっています。
4)ロシア語検定についての意見(記述)では、「蛍光灯が邪魔で会場内の時計が見づらい」、「会場は高校や大学の方が良いのでは」、「検定回数を増やしてほしい」、「検定特別講座があればいい」、「受験料は妥当」などでした。

(文・小新/写真・滝沢)

教室案内

横浜ロシア語教室 第124期 生徒募集中

 入門・初級・中級・上級・会話・演習の各クラス生徒募集中。中途編入も可能です。見学は3クラス・各30分以内まで無料です。詳しくは教室ホームページをごらんください。

 詳しくは教室ホームページをごらんください。受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。


授業補習サービス「ロシア語寺子屋」

 授業を欠席した分や日頃の授業でわかりにくい箇所の補習の場として、気軽にご利用ください。
 予約のない時間帯には、当教室在籍中の方ならどなたでも簡単な質問やロシア語会話が随時、自由にできます。
 個別補習をご希望の方は3日前までに、お名前、現在の受講クラス、使用中の教科書名と範囲、連絡先電話番号を事務局までお知らせ下さい。

【今後のロシア語寺子屋開催日】
7月23日(土)15:00~16:30
8月27日(土)15:00~16:30
9月10日(土)13:30~15:00
9月24日(土)15:00~16:30

ロシア語教室アンケートのまとめ その1

 第124期がスタートして2か月が過ぎた6月中旬に全受講生対象のアンケートが行われました。
 今後のロシア語教室運営の参考にする目的で行われたアンケートの項目は以下の通りです。
 そのアンケートの纏めを2回に分けて報告します。記述式項目は来月の報告とさせていただき、今月号では選択式項目の結果を【 】の中の数字で示します。
 今の横浜ロシア語教室の受講生の皆様のご要望などを知る貴重なデータです。
 受講生の皆様、ご協力をいただき大変ありがとうございました。

(野口)

2016年6月30日現在 回答者数:41名
項目によっては複数回答があります。

ロシア語学習について

1.ロシア語を勉強している理由はなんですか?

2.ロシア語学習で大変なこと、難しいことはありますか?
(1, 2は記述式なので次回に回します。)

3.ロシア語学習は何を重点としていますか?また何を特に学びたいですか?
1)会話・コミュニケーション【32】
2)講読【13】
3)文法【13】
4)その他【2】( ①すべて(会話は講読と文法の結果なので)②美しく話すための発音)

4.スカイプなどで授業をしたことはありますか?またはやってみたいと思いますか?
1)やったことがある【2】
2)ない【32】
3)興味はある【9】

横浜ロシア語教室について

1.当教室についてどこで知りましたか? ※複数回答可
1)インターネット【27】: ①Facebook②ホームページ【9】③その他【2】(スタッフ、機関紙、日本語のボランティアをしていて)
2)NHKロシア語テキスト【0】
3)街角掲示板【3】
4)協会イベント【1】
5)知人の紹介【5】
6)その他【2】(憶えていない・未記入)

2.当教室のホームページを見たことはありますか?
1)見る【34】: ①パソコンで見る【27】②携帯で見る【4】③パソコン、携帯の両方から見る【3】
2)見たことがない【7】

3.当教室を選んだ理由はなんですか?※複数回答可
1)立地【30】
2)日時【24】
3)授業内容【15】
4)講師【10】
5)紹介
6)その他【4】(授業料、授業料、費用、質が高い)

4.学習するに当たりネイティブ講師と日本人講師の希望はありますか?
1)ネイティブ講師【16】
2)日本人講師【6】
3)どちらでもよい【23】(複数回答あり)

5.寺子屋についてお聞かせください
1)利用している【3】
2)利用したいが日時が合わない【20】
3)必要ない【4】
4)その他【3】(何を教えて貰いたいのか分からない。今後利用して行きたい。知らない)(記入なし― 11)

6.現在、通学に都合の良い日時はどれですか? ※複数回答可
1)平日昼【9】(1名-午前中)
2)平日夜【21】
3)土曜午前【10】
4)土曜午後【12】
5)土曜夜【8】
6)日曜昼【2】

7.教室にやってもらいたいイベント、取り上げてもらいたい講座などはありますか?
(記述式なので次回に回します。)

8.回答者ご自身に当てはまるものに○をしてください。
I.性別 ①男性【16】 ②女性 【25】
II.職業 ①学生【3】 ②社会人【23】③主婦【7】 ④シニア【5】
III.クラス ①入門クラス【13】 ②初級~中級クラス【18】 ③上級、他クラス【6】 ④会話クラス【4】 

ロシア民族楽器 「バラライカ」「ドムラ」教室

2016年度前期(2016年4月~9月)
レッスン予定日:前半:4月2日、4月16日、5月7日、5月14日、6月4日、6月18日
後半:7月2日、7月16日、7月30日、8月20日、9月10日、9月24日
生徒募集クラス:
17:00~17:45ドムラ中級
18:00~18:45バラライカ初級

講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):3~5名クラス:24,000円、2名クラス:36,000円、1名クラス:54,000円


みなとみらいマトリョミン教室

日程:毎月1回、土曜日開講

2016年度前期日程:4/16、5/21、6/18、7/16、8/20、9/17

※レッスン日に見学随時可能です。発表会、協会行事等で演奏の機会もあります。是非お気軽にご参加ください!

◆アンサンブルクラス(90分)  13:00~14:30 (お問い合わせ下さい)
◆グループレッスン
 Aクラス 14:45~15:45 (空席3)
 Bクラス 15:55~16:55 (空席2)

入学金:3,000円(継続の方、休学1年以内の方、当協会会員は免除)
受講料:アンサンブル3,600円×6回=21,600円、グループレッスン3,085円×6回=18,510円
会場:横浜平和と労働会館2階 神奈川音楽センター 音楽ホール
講師:檜垣 紀子

組織・財政

組織状況

(2016年6月30日現在)

 年初会員数:209名、入会者累計24名、退会者累計13名、6月末会員数220名。

 今年の名古屋総会で、早期に10%の会員を拡大することが決議されました。神奈川県協会の10%増の会員数は230名ですので、目標まであと10名です。みなさまのお力添えを得て、230名会員を成し遂げましょう。

(木佐森)

財政状況

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会2016/5/31
単位:円
摘 要本年度収入前年同期収入対前年同期増減
一般会計751,550719,33532,215
教育事業3,782,4504,060,650-278,200
一般事業905,2471,070,450-165,203
合 計5,439,2475,850,435-411,188
前年同期(単位:円)2015/5/31
摘 要本年度支出前年度支出対前年同期増減
一般会計2,919,7503,059,601-139,851
教育事業1,251,3091,336,726-85,417
一般事業607,537674,493-66,956
支出合計4,778,5965,070,820-292,224
当期剰余金660,651779,615-118,964
合 計5,439,2475,850,435-411,188

貸借対照表 (2016/5/31)
科 目本年5月末残高前年同期残高対前年同期増減
流動資産7,807,6356,452,9631,354,672
固定資産9,604,7759,604,7750
資産合計17,412,41016,057,7381,354,672
流動負債1220122
固定負債000
負債合計1220122
純資産17,412,28816,057,6161,354,672

 一般会計(会費等)は前年を上回る勢いが続いており、ロシア語教室収入も5月よりは改善してきています。しかし、5月に比べても物品販売の勢いが弱まっており、額は少ないのですが、月の売り上げ目標を決めて、努力していく必要があります。

 なお、「貸借対照表」につきましては、「固定資産」は決まっていおり、「流動資産」だけの増減なので、「毎月掲載する必要はない」との意見や紙面の都合上、半期に一度の掲載にさせていただきます。もし、ご質問があれば、事務局にお問い合わせくだされば、随時お答えいたします。

 ぜひ、「財政状況」についてのご意見をお寄せください。

(木佐森)

7月より会費一部改定
ジュニア・シニア・身障者会費 月額600円に

 本紙4月号でお知らせした通り、今年3月21日の定期総会にて、第2号議案「ジュニア・シニア・身障者会員の会費を、現行の月額300円または400円から、月額600円に改定すること」が承認されました。従って、2016年7月以降(6月のご請求分)より改定後の会費・月額600円になります。

 2016年6月までの会費については、旧会費の月額300円(ジュニア)または400円(シニア・身障者)のご請求のままといたします。未納分のある方は速やかにお納めください。

 尚、満75歳以上はシニア会員となりますので、これまで普通会員の会費800円を納めており満75歳の誕生日月を迎えられた場合は、協会事務局までお申し出ください。また、その他会員の種類が変わった方も、こちらの会費一覧表をご参照の上、事務局までお知らせください。よろしくお願い申し上げます。

(事務局)

お勧め商品

サンクトペテルブルグより新商品入荷!協会事務所で販売中!


サンクトペテルブルグ仕入商品

マトリョーシカエプロン 2,484円~5,184円(税込)

 マトリョーシカのアップリケが付いた手作りの可愛いエプロン。
 青(S・Mサイズ)、緑(Sサイズ)、茶(Lサイズ)の4種、色柄も様々です。
 ロシアイベントで着用するも良し、思い切って普段使いにするも良し。楽しく使いこなしてみてください。

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トランプ 各1,050円(税込)

 ロシアの様々なお土産品や、ロシア歴代皇帝の絵柄がついたトランプ。各54枚組。

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ブローチ、バレッタ
各864円(税込)

 美しい花柄が描かれた民芸アクセサリー。

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ロシアノート(肖像画)
388円(税込)

 歴史上の人物の肖像画が表紙になった高級感のある美しいノート。様々な用途に使えます。プレゼントにも最適。

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ロシアノート(方眼)
270円(税込)

 ロシアの学校で使っている規格の方眼ノート。ページの外側に入っている赤線の外には教師がコメントを書き込みます。ロシアの学校に通っている気分で勉強してみませんか?48ページ。

サンクトペテルブルグ仕入商品

「ラズメイカ」知育パズル
205円(税込)

 子供向け知育パズル問題。A5サイズ。

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マトリョーシカ(5個組)
各1,620円(税込)

 様々な色柄の5個組マトリョーシカ。手にすっぽり入るサイズです。お子さんの遊びにも、ちょっとしたお土産にも。

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2017年カレンダー
1,620円~1,944円(税込)

 サンクトペテルブルグの風景が楽しめるカレンダー各種。水彩画や昔のモノクロ写真、俯瞰の風景の3種。

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文化・芸能

ユーラシア音楽芸能情報

Русская Десятка ロシア・トップ10

ロシア・トップ10  ロシアから、6月第3週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。今月は10曲中5曲が新曲!!!

 9位にウリヤノフスク出身のHIPHOPユニット、ロック・ドックの«На расстоянии»(距離の上に)がランクイン。
 8位に露芸能界の黄金のテノール、バスコフの新譜«Обниму тебя»(君を抱く)。
 クリャヴェルの«Любовь живет три года..?»(愛は3年生きている..?)が、初登場7位。
 6位に、ベラルーシ出身のスーパースター、コルドゥンの新譜«Поцелуй меня»(僕にキスして)が入りました。コルドゥン自身が作詞した歌です。
 3位に«MAMA LOVER»などが大ヒット、日本に来日したキュートなユニット元SEREBROのVoエレーナが、2014年にソロになってリリースした6thシングル«Импульсы»(インパルス)が入りシングルは4月中旬に初オンエアされ、もうすぐ+18仕様のPVも出来るとか。乞うご期待!
 先月2位に鎮座した燻し銀アーティスト、レプスが首位奪取!おめでとうございまーす!:-)

(チャート詳細と全文はこちらから)

(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2016年6月13~19日/MOPA)

映画・演劇

EUフィルムデーズ2016

6月18日~7月10日
於:東京国立近代美術館フィルムセンター(6月25日より京都でも上映)

 2003年から毎年開催されているEUフィルムデーズ。2004年にバルト三国が加入して以来、ほぼ毎年日本未公開の映画が紹介されている。本年は『マリヤ、1948年の旅路』(リトアニア・原題:「Ekskursante」・監督:アウドリアス・ユツェナス=写真左上)、『チェリー・タバコ』(エストニア・原題「Kirsitubakas」・監督:アンドレス・マイミク、カトリン・マイミク=写真右下)、ラトビアのショートアニメ特集(全7本)、『ルッチと宜江』(ラトビア・原題:「Ručs un Norie」・監督:イナーラ・コルマネ)が上映され、リトアニア大使や各作品の監督・出演者がゲストスピーカーとして登壇した。

『マリヤ、1948年の旅路』  筆者が観たのは『マリヤ、1948年の旅路』と『チェリー・タバコ』。前者は第二次世界大戦後ソ連に併合されたリトアニアで、反体制派と目される人々が強制収容所へ移送される中、母と死別した少女マリヤが列車から脱出し故郷をめざすという実話に基づいた物語だ。ロシア語が話せないマリヤはロシア人に保護されたり狙われたりしながら、しだいにたくましさを身につけ、ついに6000マイル離れたリトアニアに帰還。しかしマリヤが故郷で目にしたものは、すさんだ人心と凄惨な最期を迎えた人たちの姿だった。

『チェリー・タバコ』  『チェリー・タバコ』は、17歳の女子高生ローラが主人公。口うるさい母親と子供っぽい男の子たちに幻滅気味の彼女は、ある日気乗りしないにもかかわらず、親友に誘われて沼地へのハイキングに行くことに。ツアーをガイドする中年男性ヨーゼップの野性味あふれる魅力に惹かれていくが、彼は妻子もちだった。大人の女性へ成長する少女の心を描いた甘酸っぱくもほろ苦い作品。  

 『ルッチと宜江』は日本の大学生のノリエがラトビアを訪れ、81歳のラトビア女性ルッチの家で一緒に暮らしながら友情を育む姿を記録したドキュメンタリーだ。

 さて、イギリスがEU離脱を国民投票で決定した。今年の映画祭でイギリス作品が見納めになるのかと思うと残念な限り。さまざまな困難に打ち勝ってつくられたEUだけに、これからの紆余曲折に負けず映画祭は続いてほしいと思う。

(文・滝沢/写真提供・EUフィルムデーズ)

ユーラシア通信

夏のロシアバレエ ~サンクトペテルブルグ・モスクワで堪能~


ロシアバレエツアー

 映画「ロパートキナ 孤高の白鳥」の上映に協賛して、5月30日~6月5日までの7日間、ロパートキナがプリマドンナを務める、サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場、ワガノワバレエ学校それとモスクワのボリショイ劇場などを訪ねる、日本ユーラシア協会及びユーラスツアーズ主催のバレエ三昧の旅が催行されました。

 団長は、長野県飯田市のクリチェフスキー記念ヨシカワバレエを率いる吉川ゆかりさん。「ヨシカワバレエ」では、今年の8月に「白鳥の湖」を地元で記念公演をする予定で、王子役など総勢12名が同行。神奈川県協会関係では、木佐森を筆頭に長谷川さん、吉泉さん、大塚さんの4名が参加し、総勢16名のツアーとなりました。今回、バレエに詳しく、何回もロシアを訪れている吉泉さんに「バレエ評」を書いていただきました。

(文と写真/木佐森)

ワガノワ・バレエ学校見学
ロシアバレエツアー ロシアバレエツアー
ロシアバレエツアー ロシアバレエツアー

 ロシアの夏の始まり、白夜祭にてロシアバレエを鑑賞しました。

 1日目、マリインスキー2(新劇場)にて“海賊”。日本では、パ・ド・ドゥは有名ですが、全幕はあまりない演目です。キーロフ時代の来日公演を観た時には、ダンサーの腕の動きがとても優雅で印象的でした。日本公演でも、おなじみのテリョーシキナがメドーラ、コルスンツェフがコンラット、シクリャローフがアリ。白鳥の悩める王子役しか観たことがなかったコルスンツェフが見違えるように、とても生き生きしていました。舞台も観やすく、ガラス張りで自然光がたくさん入る、とても明るい劇場でした。

 2日目、ミハイロフキー劇場にて“ロミオとジュリエット”。看板ダンサーのイリーナ・ペレンが初ジュリエットということで期待しましたが、モンタギュー家とキャピュレット家の対立が分かりにくく、ポワントでなくバレエシューズで踊る演出が残念に思えました。

ロシアバレエツアー  3日目、マリインスキー劇場にて“白鳥の湖”。1日目と同じテリョーシキナとコルスンツェフの息の合ったコンビ。特に黒鳥の見せ場では、抜群の安定感と正確で速い(ダブル)フェッテに魅了されました。やはりバレエと言えば白鳥ですね。バレエ公演が終わっても、まだまだ明るいサンクトペテルブルグの白夜を楽しみました。

 4日目は、ポプラの綿毛が舞うモスクワに移動し、ボリショイ劇場にて“イワン雷帝”。日本では、なじみのない演目でしたが、王妃役のニクーニンはとても美しく、雷帝の強い憎しみと怒り、深い愛情と悲しみが伝わりました。天井から何本もロープ?を下げた現代的な舞台装置。熱狂的な観客の盛大な拍手と喝采に何度も幕が開けられたカーテンコール。ロシアでは、大人気の演目でした。

(吉泉)


白夜のサンクトに揚げ餃子と生ビールが似合う

ヤールメン  浦和支部会員の梅本さんが「東日本大震災へのロシアからの支援のお礼」として、「本格ラーメンの味」と「日本式おもてなし」をロシアの人に味わってもらいたいと、サンクトペテルブルグに「ヤールメン」のお店を昨年出店しました。場所は、イサク寺院とネフスキー大通りを結ぶ通りのネフスキー大通り寄りです。

 5月31日、マリインスキー2劇場(旧マリインスキー劇場の川を挟んだ後ろ側に新設)で、バレエ「海賊」を見た後、夜10時過ぎに、白夜のサンクトを、とぼとぼとイサク寺院を抜けて、浦和支部からもらった地図を頼りに探し歩き、もう少しでネフスキー大通りに出るところの右側にヤールメン店のネオンを見つけました。(写真参照)

ヤールメン  お店の中には、日本人らしいグループとロシア人家族や、若いカップルなど、10程度のテーブルの半分以上にお客さんが座っていました。

 マスターは「KAJIMOTO」(梶本)さんで、注文のやり取りを聞いていると、看板どおりの親切丁寧の「日本式おもてなし」をしていました。メニューは、本格ラーメン(400ルーブル)のほか、餃子など20種類程度ありました。私は、地元サンクトビールの生(150ルーブル)と揚げ餃子(200ルーブル)を注文。冷たい生ビールは乾いた喉に爽やかでした。

 ビールを飲み干し、カジモトさんに激励の言葉を残した後、ネフスキー大通りを散策して、12時に、ホテルモスクワに戻りました。

(木佐森)

変わるロシア

サンクトペテルブルグ  2005年、08年以来のサンクトペテルブルグ。2016年、久しぶりに訪れたロシアは以前とは違う、新しいロシアに変わっていました。

 空港や地下鉄では写真が禁止され、怖い顔の警察官が見張り、美術館や劇場では厳しい荷物検査がある、ちょっと怖いイメージ。それが“ロシア”と思っていました。

 以前は、空港の乗り継ぎでは、薄暗い空港内を歩き、寒い場所でいつ来るか分からないシャトルバスをひたすら待ちました。待つのが当たり前でした。でも今回は違います。空港施設そのものも新しくきれいになりましたが、シャトルバスもきちんと待機しています。普通です。日本なら普通ですが、以前のロシアは、そうではなかったはず。入出国手続きでも並ぶしかなかった。搭乗時間が迫っても、焦るのは乗客だけで、お構いなしに業務終了する審査官。

サンクトペテルブルグ  それも今回は違います。ほかの窓口を開けて誘導までしてくれます。何かが違います。審査では、ちょっと面倒くさそうに隣の係員とおしゃべりしながらというのは変わりませんでしたが、そのくらい気になりません。

 警察官が見張り、荷物検査があるのは、変わりませんでしたが、地下鉄での写真撮影ができるようになり、空港の手続きが日本や他のヨーロッパの国と変わりなく、スムーズになったことは良いことなのに、なんとなく物足りなさも感じました。

(吉泉)

日本中にバラライカの調べを
-第三回北川翔門下生バラライカ・ドムラ発表会-

 6月5日はいささか曇りの日曜日。東京新大久保の労音会館で、上記の発表会が行われました。

 演奏のトップバッターが神奈川県日本ユーラシア協会理事長の田中豊造さん。次が当協会教室の富樫穂寿美さんでした。

 関戸の隣には、ロシア語講師のタチアナ・シプコーワ先生も。バラライカとドムラのハーモニーに耳を傾けました。この発表会は2011年から始まりました。そのトップは3回続けて田中さんでした。第一回の時には、他にも演奏者がいて、グループ演奏も聴くことが出来ました。

 北川翔さんが「日本ではまだあまり知られていないこのバラライカの調べを日本中に広めたい」と語っておられたのが印象的でした。日本にも三本弦の楽器「三味線」や「三線(さんしん・沖縄の民俗楽器)」があります。同じ三本弦の楽器バラライカも、もっともっと広めて街角でバラライカが聞けるようになりたいものです。

(関戸)

8月はテルミンコンサート、イベントが目白押し!

 レフ・テルミン博士生誕120周年を記念してテルミン博士の実娘ナターリア・テルミンさん、ひ孫のピョートル・テルミンさんを日本にお招きし、浜松を皮切りに京都、東京でイベント、コンサートが開催されます。

★日露合同テルミンコンサート
於:スコットホール(東京)
2016/8/11, 13:30-

★第二回マトリョミンアンサンブル全国大会
 全国のマトリョミンアンサンブルが浜松に集まり演奏を披露しあうマトリョミン合奏のお祭。 2012年に引き続き第二回目を8/7に開催。みなとみらいマトリョミン教室からも「MMM+」として参加します。
参加団体の紹介動画はコチラ

リオ五輪直前号「ユーラシアスポーツVol.9」 刊行!

ユーラシアスポーツVol.9  身近にあるスポーツから国際競技会まで幅広くカバーする、当協会機関紙別冊「ユーラシアスポーツ」第9号が刊行されました。
 世界体操選手権個人総合6連覇中の内村航平選手をはじめとする体操男子日本代表選手5名が表紙です。
 今回は内容も盛り沢山。8月のリオデジャネイロオリンピック代表選手を決める競技会を中心に当協会で独自に取材し、ページ大幅増量で写真と記事を掲載しました。
 会員の皆様には機関紙7月号に1冊無料で同封いたします(2冊目以降は有料、1部432円)。どうぞお楽しみください。

※一般の方は当協会オンラインショップ「うにべるま~ぐ」でお求めいただけます。

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(機関紙編集部)

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