第7回ダーチャ会議&千葉ダーチャ見学報告
3月7~8日にかけて、千葉の高田造園さんの「千葉ダーチャ」に行ってきました。
目的はNPOダーチャサポートの主要メンバーによる全国会議と、現地の見学です。
短い時間でしたが、全員が今の世の中の現状を知った上でどうすべきかを真剣に考えていることを再確認でき、また組織としての具体的な展開についても多くを語れた場になりました。
メンバーは7日夕方から現地入りして、美味しい手作りの夕食を頂いたあとは酒を飲みながら、お互いの経験などを語り合いました。
翌日には、「夢未来いなか塾」代表で「二本松ダーチャ」を運営されている田口茂さんや、「NPOちばやま」の中村真也さんにも合流して頂いて、まず敷地内を見学。
僕がここに来るのは2度めで、一度目の時にはまだ小屋がひとつ建ったばかりの時でしたが、今回は「NPOちばやま」さんの小屋も含めてもう3棟になっていて、風呂場もできていました。
ここの「板倉づくり」の「Dacha小屋」はとっても素晴らしいもので、快適に暮らせてしかも非常に安価です。
この夏までには活動地のひとつ山梨の「五風十雨農場」にも建てられます。
小屋の後は敷地の見学…高田さんの解説つきなので、もう「講座」と同じでものすごく勉強になりました!
そして以前はほとんど整備ができていなかった林地の部分も、とても同じ場所とは思えないほど素晴らしい場所に生まれ変わりつつありました。
見学のあとの会議では、各活動地の現状報告と、ダーチャサポートの今後の活動について活発な意見交換を行ないました。
席上出てきたのは…
◎環境整備活動の実施、◎自給と環境整備関連のワークショップやプログラムの実施、◎きらめき工房の各活動地への導入、◎入会者募集と会報の発行・HPの充実、◎板倉の家のキット販売、◎竹林整備と竹炭販売…などなどです。
ご参加の皆様遠いところ本当にありがとうございました!
そして喜んで場所をご提供くださって、食事を始めいろんな面でお世話になった「地球防衛隊」(高田さんとスタッフの石井さん、竹内さんが自分たちのことをこう呼んでいました)のみなさん、本当に有難うございました~ (^_^)/
高草 俊和(NPOダーチャサポート理事長)
★ここが変わった!8年ぶりのウラジオストク 第2回
2012年のロシアAPECを契機に、街全体がきれいに生まれ変わった!という雰囲気はなく、拍子抜けしてしまいました。
(1) 路面電車がなくなった!
1959年にこの地を訪れた、時のソ連書記長フルシチョフは、「ウラジオストクを極東のサンフランシスコにする!」との言葉を口にしたそうですが、かつてはウラジオストクもサンフランシスコ同様、海の見える坂道を路面電車が走る光景が名物の1つになっていました。しかし、経済発展により車の保有台数が右肩上がりに増え、渋滞問題が慢性化したため、路面電車は廃止されてしまいました。
(2) 意外と街の雰囲気は変わっていない!
短期間に巨大な橋を2つも作ってしまったウラジオストク、街中もさぞ綺麗になっているのだろう…と思っていたのですが、意外にも、街中はそれほど変わった印象を受けず、建物のくすんだ壁や錆びた屋根などは以前と同じであったことに驚くと同時に、少しほっとしてしまったのも事実です。
(3) おしゃれな飲食店が増えた!
かつてロシアのレストランといえば、学生食堂のような「スタローバヤ」(大衆食堂)や、飾り気のないカフェ(食堂)、あるいは午後8時くらいになると大音量の音楽が流れ始める、昭和のダンスホールのようなギラギラした「レストラン」しかない、どちらかというと「野暮ったい」イメージがありました。ところが今回の旅では、おしゃれなカフェやレストラン、雰囲気のいいバーがあちこちにあり、これにはモスクワ留学経験のある他の青年会員も、「極東ロシアがこんなに発展しているとは思わなかった!」と驚いていました。
しかも、ただ外装や内装が綺麗で洗練されているというだけでなく、料理も凝っていて、以前のような大味でなくとても繊細で、手放しで「美味しい!」と思えるものを出してくるのです。ロシア料理は脂っこくて大雑把だからちょっと苦手…そんなイメージでやってきた旅行者は、いい意味で度肝を抜かれることでしょう!
カフェ 「ウフ トゥイ ブリン!」
レストラン「セルフィー」
(桜井)
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(機関紙編集部)