今月の表紙

特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会機関紙「日本とユーラシア」

2015年11月号 No.649

行事予定

カムチャツカ料理教室+望年会 12月20日(日)開催!

カムチャツカ料理教室+望年会  早いもので、今年も残すところあと1ヶ月半となりました。会員の皆様と新しく入会してくださった方々への感謝を込めて、今年はカムチャツカ料理教室と望年会を合わせて行います。

 料理教室では、ロシア・カムチャツカ半島出身のオリガ・スクレプツォーワさん、ウラジオストク出身でロシア語教室でもおなじみのタチヤーナ・シプコーワさんを講師に迎え、カムチャツカ半島で親しまれているロシアの魚料理の作り方を習います。作った料理はその後の望年会でいただきます。

 日本人の口にも合いそうな魚づくしのご馳走をみんなで作って食べて、来る年に向けて楽しく語り合いましょう!

 ※詳細はチラシ画像をクリックしてPDFファイルでごらんください。

【日時】2015年12月20日(日)料理教室:11:00~14:00、望年会:14:00~17:00
【会場】ふりーふらっと野毛山(JR・市営地下鉄桜木町駅徒歩約15分、京浜急行日ノ出町駅徒歩約10分)料理教室=2階料理室、望年会=会議室203
【メニュー】カムチャツカ風ウハー(魚のスープ) 、いかのサラダ、鮭のカツレツ
【参加費】
(1) 料理教室+望年会=会員・教室受講生2,000円、新入会員1,500円
(2) 望年会のみ=会員・教室受講生2,500円、新入会員2,000円
(3) 料理教室のみ=会員(新入会員も含む)・教室受講生1,500円
※新入会員=2015年10月以降入会者
【定員】料理教室20名、望年会28名
【持ち物】エプロン、三角巾、布巾
【お申し込み締切】12月12日(土)
【お申し込み】
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
eurask2@hotmail.co.jp

DVD上映会案内 ノモンハンを知っていますか?
『戦争と人間』第三部完結編

 戦後70年の締めくくり、今年最後の上映会は五味川純平原作「戦争と人間」第三部完結編を鑑賞します。

 第一部から第三部までを上映すると、およそ10時間にも及ぶため、今回は第三部完結編のみを上映します。この第三部完結篇の圧巻は、ノモンハン事件の正確かつ精密な戦闘シーンが描写されていることです。ノモンハン、この聞きなれない言葉をご存知でしょうか。これは高校の日本史教科書では、欄外の説明にほんの一行にも満たない記載があるだけです。1938年の張鼓峰事件と併記され、「1939年ノモンハンにて日ソ両軍の武力衝突があった」とあるだけです。

 しかし、このノモンハンは「擬似太平洋戦争」とも言える、日本陸軍が初めて体験した近代戦であったのです。近代科学兵器に対する精神主義が見事に描かれています。未見の方のために詳述はできませんが、「天皇陛下から賜ったこの38式歩兵銃を何と心得ているか」「(弾が)当たらないのは軍人精神が入ってないからだ」「チャンコロ(中国人に対する蔑称)みたいな負け犬根性は許さんぞ」などのセリフがあります。精神力で相手に勝てるのなら何も技術と生産力を軍備にそそぐ必要はありません。

 そして、軍人の恐ろしさも垣間見えます。このノモンハン事件は関東軍の独断専行で行われました。東京で陸軍首脳がこのことを議題にした際、当時の陸軍大臣板垣征四郎は一言「一個師団ぐらい、どうだっていいじゃないか。関東軍の好きなようにやらせろ」と言うのです。一個師団と言うのはおよそ2万人の兵員数です。2万人の命を「どうだっていい」ですませるのでしょうか。そのために、この地獄の戦場に送られた兵士は、その家族はどうなるのでしょうか。このノモンハンを映像化した作品は、『戦争と人間』以外にはありません。その意味では大変貴重な映像でもあります。是非、この機会にご覧ください。

【日時】 2015年12月23日(水・祝)午後2時~
【会場】 横浜平和と労働会館5階
【参加費】 無料
【お申し込み】
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
eurask2@hotmail.co.jp

ヨールカ祭

★ヨールカ祭2016★

 神奈川県日本ユーラシア協会の1年は「ヨールカ祭」で幕を開けます。ヨールカとはもみの木のこと。ロシアでは年越しの行事ですが、当協会では毎年遅めに行います。来年は1月24日(日)です。ぜひ予定しておいてください。

 クリスマスとお正月を合わせて祝うヨールカ祭。子供向けプログラム、ロシアのご馳走、ロシア語劇やコンサートやも待っています。お楽しみに!


活動報告

よこはま国際フェスタ2015

よこはま国際フェスタ2015  10月10日(土)・11日(日)、赤れんが倉庫と大さん橋の間にある「象の鼻パーク」で、「よこはま国際フェスタ2015」が開催されました。 当協会は昨年同様、ロシア料理のツートップ、ボルシチとピロシキに、ジョージア(グルジア)ワインを提供しました。

 特に力を入れたのはピロシキで、昨年は早い時間に売り切れてしまい、お客さんに残念な思いをさせてしまった反省から、調理スタッフは前日のお昼から夜にかけて下準備に精を出しました。(調理の模様は、当協会ロシア語講師の野口福美先生の記事をお読みください)

 そして迎えたフェスタ当日。今年は昨年より1週早く、近隣で開催される別イベントと日程が重なることから、客の奪い合いになって来場者が減るのではと心配する声も一部のスタッフから聞かれましたが、蓋を開けてみれば、例年よりやや少ない程度で一同胸をなでおろしました。

よこはま国際フェスタ2015  ところが、人出に比べて売れ行きのほうは絶好調。開店時に150個用意したピロシキはお昼には完売、その後も調理室で作った揚げたてを持っていくたびにすぐ売り切れるという状況が続きました。またボルシチも曇天が幸いしてか例年より多くの方からの注文がありました。

 1日目終了後も、調理室に会場を移しての翌日のための仕込み作業は、夜9時近くまで続きました。

 2日目は前日夜半にかなり強い雨が降ったため、開催されるかどうかすら危うい状況でしたが、予定どおりに実施されました。途中で小雨に降られる場面もあったものの、幸いお昼には天候も回復し、初日以上の人出となりました。この日はロシア人のサーシャさんが店頭に立って呼びこみを行ってくれたこともあり、前日同様にピロシキはどんどん売れていきました。ユーラシア諸国出身の方々や、モスクワ駐在経験のある日本人のご家族などから「ピロシキが本当においしかった」との言葉もいただけて、前日の仕込み作業の苦労が報われるようでした。

 2日間合計で、ボルシチは昨年より2割増しの140杯、ピロシキは3割増しの530個、ワインは230杯提供することができました。ブースに来ていただいたお客様、ボランティアスタッフの皆様、どうもありがとうございました。

(桜井)

料理で楽しくフェスタに参加

 今年もフェスタで販売することになったボルシチもピロシキも、その名は知られていても、どこでも食べられる訳ではないので、世界諸国の文化や食べ物を紹介するこのフェスタには相応しい食べ物と言えます。

 ボルシチは、私達の協会では他の行事でもつくられる定番中の定番で、皆様の準備の手際も良く、何の心配もありません。

よこはま国際フェスタ2015  一方、ピロシキの大量作りは昨年が初めての経験でした。歩きながら食べられるピロシキはフェスタ向きなのでしょうか。昨年は、初めて作ったふぞろいのピロシキも好評で全部で400個を完売しました。今年は、去年の反省点を踏まえて、見た目がより均一で味もより良いピロシキを提供したいと思い、家で3回試作しました。中味は去年と同じ肉入りとキャベツ入りです。ハバロフスク旅行の事後交流会に出席された皆様や事務局の皆様に試食していただき、生地や中身の味付けなどについてコメントをいただきました。

よこはま国際フェスタ2015  10月9日(金)の作業は午前11時に浜松町の「肉のハナマサ」での買い物から開始です。飲食店専門のこの店の店員さんも驚くほどの肉と野菜の大量買いでした。その後は事務所に寄り、必要なものを揃えてから調理室へ。午後からロシア語教室の先生や受講生の方たちも多く駆けつけて下さいました。タチャーナ先生はロシア人の友人を二人も連れてきて下さいました。夕方は仕事帰りのスタッフの皆様も加わって調理作業は和気藹々と楽しく進んで行きました。ボルシチも出来上がり、また、ピロシキは半日で昨年の倍近くの150個も用意でき、20時過ぎには片づけて解散できました。疲れるのを厭わず調理場で立ちっぱなしで作業して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。おかげさまで、次の日の10日のフェスタ食販ブースは賑わったようです。

(野口)

*****

よこはま国際フェスタ2015  国際フェスタ初日、「明らかに例年より人が少ない。」との最初の電話を受け、予定していたピロシキ作りを待つことに。しかし、間もなく入った二本目の電話は、ピロシキの追加が必要だというものでした。

 私たち5人は、それからひたすら休みなくピロシキを作り続けました。お腹も空いてくると、いい香りにつられて、思わず目の前にある揚げたてのピロシキに手が伸びそうになります。でも我慢。ようやく座ることが出来たのは、12時をだいぶ回った頃でした。ボランティア2名の方の手伝いはここまで。休憩なしでのピロシキ作り、ありがとうございました。とても助かりました。

 追加の連絡はさらに入ってきます。しかし2名抜けた分は大きく、作る数が追いつきません。その後、待っていた応援が会場から到着し、少し余裕も出てきてひと安心でした。また、店舗も忙しい中、まだ温かいピロシキを何度も運んだスタッフも大変だったと思います。お疲れ様でした。

(杉山)

フェスタ来場者との楽しい対話

 毎年参加している国際フェスタ、例年よりも一週間早く、三連休中に開催となりました。今回は、全国ロシア語検定と日程が重なり、準備も当日もテンテコマイでした。何しろ普段栃木で教員をしている関戸が、当日向かったら首都高が事故で大渋滞。おかげで事務所で荷物を積み込み、会場に入ったのは車両進入時間のギリギリでした。

よこはま国際フェスタ2015  慌ただしく準備し、開店しました。今年は人出が少ないと思ったら、ちょうどワールドフェスタと重なっていたのでした。オクサーナ先生はワールドフェスタの方に参加していて途中、抜け出てこちらにも顔を見せてくれました。

 販売担当の方々、重たい買い出しやピロシキ運びに大汗をかいて頑張った方々、料理担当の方々には本当に感謝の一語です。ボルシチとピロシキはフェスタ前日の買い出しから始まり、夜までかかっての仕込みでした。また、当日も朝からピロシキを作り、3日間に渡って料理を担当していただきました。

 その甲斐あって人出は少ないのに、ピロシキは完売し、二度追加で運び込むほど。一時中断の貼り紙を出すと「ええ~ガッカリ」「これ目当てで来たのに」との声も。今回のブースは両隣りがパフォーマンス性の高い販売でした。もうもうと煙を上げて焼き上げる肉やソーセージの匂いに長い列が。こちらはそれを眺めるばかり。ピロシキを目の前で揚げることができれば、こっちもパフォーマンスでは負けないのですが。

 来られたお客ともいろいろと話しました。日本人男性と結婚し、現在慶応大・早稲田大・神奈川大でドイツ語を教えているドイツ人女性は祖父がシベリヤ抑留者だったとの事。関戸とは話が合いました。夫の方も、「若いころ、シベリヤ鉄道に乗ったことがありますよ。ソ連時代の事ですが」とのことで会話が弾みました。県連の話をすると、「ああ、桜木町の目の前のビルの、大きくロシア語の看板を掲げているところですか」と答えてくれました。「ぜひ、ヨールカ祭においでください」と誘っておきました。

よこはま国際フェスタ2015  嬉しかったのは、ロシア語検定の受験者が来てくれたことです。その方は4級・3級と、神奈川で受験した方でした。関戸の事を覚えていてくれて、受験会場で「監督の方ですよね」と声をかけてくれたのです。「いえ、私はすぐに国際フェスタに行きます。もし、よければ2級の受験が終わったら午後来てください」と伝えました。すると、午後、本当にお友達も誘って二人で来てくれたのです。涙が出るほど嬉しかったです。やはり、ロシア語検定を受けるような人はロシア大好き人間なんですね。

 また、ご年配の客には、うたごえ運動でロシア民謡を歌ったことからロシアに興味を持ったという人が結構来られました。年月が経とうとも、いいものはいつまでも覚えているのですね。そして、可愛らしい女子高生も来てくれました。横浜商業高校(Y校) の生徒さんで国際学科に在籍との事。ロシアにも興味があって来てくれたのでした。ボルシチ・ピロシキだけでなく、マトリョーシカまで買ってくれました。

 お客との楽しい会話の中で、売り上げも伸びて、初日はボルシチが少し残る程度でした。それにしても、人出は去年よりも大幅に少なくなったのに、売り上げは去年以上とは。次回も多くのスタッフで参加し、おおいに盛り上がりたいものです。

(関戸)

ボランティアに参加して

◆ ピロシキ作り
 今回初めてロシア料理作りを体験しました。
 具材や生地の作り方を教えていただき、ほとんどの材料を普通のスーパーでそろえられることに驚きました。
 油で揚げているときに生地が破れてしまわないか心配でしたが無事に完成していたので嬉しかったです。

よこはま国際フェスタ2015 ◆ フェスタ
 色々な国のブースや催し物があり、見ていてとても楽しかったです。
 ユーラシア協会のブースはピロシキやボルシチ、ワインが人気でたくさんのお客さんが訪れていました。
 ロシアグッズも置かれていて、フェルトで作ったマトリョーシカのストラップがかわいかったです。

(花田)

2015年度第66回ロシア語能力検定(横浜会場)を終えて

 2015年度第66回ロシア語能力検定は、10月10日(2・4級)、11日(1・3級)の2日間にわたり、横浜平和と労働会館4階で実施されました。本年度の受験者数は1級3名、2級17名、3級23名、4級18名(いずれも欠席者を除く)で、過去2年間の受検者数と大きな変化は見られません。

年度1級2級3級4級
20153172318
20143182420
20132102117

【検定内容】
○1級、2級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)、聴取、会話(口頭作文)
○3級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)、聴取、テクストの朗読(録音)
○4級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)、テクストの朗読(録音)

【検定上の課題】
 2日間の検定はおおむね順調に行われましたが、各級において会話、朗読などのカセットデッキによる録音が初めてという受検者への個別対応にやや時間を要しました。

【受検者アンケートより】
 「ロシア語学習の場」については大半が独習と大学・高校・専門学校を挙げていました。
 「検定試験情報」は、ホームページで情報を得た方が大半であり、「ロシア語活用」では、仕事、個人的趣味・教養、旅行が上位を占めていました。「横浜ロシア語教室」については、約半数が「受講している」、「知っている」と回答されましたが、「日本ユーラシア協会」については「会員である」、「会員ではないがイベントに参加したことがある」と回答された方が半数に満たない現状でした。
 その他意見、要望としては、「会場の防音性を高める(車の音)」、「2級も年2回実施してほしい」、「遠方からくる関係上、検定開始の時間を配慮してほしい」が挙げられました。

【検定を終えて】
 受検者数、また回答母数が少ないために受検者の傾向を上記にまとめさせていただきました。また、横浜ロシア語教室やユーラシア協会や関係の行事の認知度などについては、さらなる広報の工夫・改善の必要性が痛感されました。

(小新)

教室案内

横浜ロシア語教室 第123期 生徒募集中

 123期の授業は10月14日(水)より順次開講しました。
 月曜~土曜、入門・初級・中級・上級・会話・演習の各クラス生徒募集中。既存クラスへの中途編入も可能です。
 見学3クラス・各30分以内まで無料。詳しくは教室ホームページをごらんください。
 受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。


補習サークル「ロシア語寺子屋」

 今学期もお忙しい受講生の皆様のロシア語学習のお手伝いを致します。
 ご希望の方は事前に教室事務局まで、日時と学習内容をご連絡ください。

第123期前半 学習支援予定日時
10月24日 (土)15:00~16:30
11月14日 (土)13:30~15:00
11月28日(土) 15:00~16:30
12月 5日(土)13:30~15:00
12月19日 (土)15:00~16:30

ロシア民族楽器 「バラライカ」「ドムラ」教室

 毎月2回、土曜日に開講します。魅力的なロシアのメロディーを、ご自分の手で体感してみませんか?初めての方でも歓迎、楽器レンタルもご相談に応じます。

2015年度後期(前半)10/3, 10/31, 11/7, 11/21, 12/5, 12/19

生徒募集クラス
17:00~17:45 ドムラ初級
18:00~18:45 バラライカ初級

講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):3~5名クラス:24,000円、2名クラス:36,000円、1名クラス:54,000円


北川翔先生、日経に掲載「バラライカ 親子弾き継ぐ」

 10月14日付の日本経済新聞に、日本人唯一のプロバラライカ奏者で当協会講師の北川翔先生の記事が掲載されました(写真右)。楽器バラライカの紹介、祖父の代からロシア音楽に携わっていた環境、ロストフ音楽院留学中の父の死で生まれたロシア音楽を弾き継ぐ自覚、帰国後創設した北川記念ロシア民族楽器オーケストラを率いて、またソロ奏者として活躍する現在までが大変興味深く綴られています。今後もさらなる活躍が期待されます。

日本経済新聞「バラライカ  親子弾き継ぐ」

みなとみらいマトリョミン教室

 マトリョミンは他のどんな楽器とも違う、触らないで弾くという不思議な奏法がとても面白い楽器です。
 ワンフレーズ弾くぐらいなら触れたその日からでもOK。
 可愛さ、不思議さ、ロシアっぽさなどもさることながら、楽器としてのポテンシャルも非常に高く、弾く人の内面を如実に映し出します。
 会社や友人同士の集まりに持って行くと、話題性もパフォーマンス性も抜群で、注目の的です。
 一度、教室に遊びにいらっしゃいませんか。見学、体験も大歓迎です。

日程:毎月1回、土曜日開講

2015年度後期予定:10/24, 11/21, 12/19, 1/16, 2/20, 3/19

※レッスン日に見学随時可能です。発表会、協会行事等で演奏の機会もあります。是非お気軽にご参加ください!

◆アンサンブルクラス(90分)  13:00~14:30 (満席)
◆グループレッスン
 Aクラス 14:45~15:45 (満席)
 Bクラス 15:55~16:55 (空席1)

入学金:3,000円(継続の方、休学1年以内の方、当協会会員は免除)
受講料:アンサンブル3,600円×6回=21,600円、グループレッスン3,085円×6回=18,510円
会場:横浜平和と労働会館2階 神奈川音楽センター 音楽ホール
講師:平野 麻里(マトリョミン演奏家、指導者)

組織・財政

組織状況

(2015年10月31日現在)

 今年度年初会員数219名、入会者累計32名、退会者累計39名、10月末会員数211名。総会で決定した拡大目標年間70名の純増に対し現状は逆に8名の純減。年末までに最悪でも219名の会員は確保しましょう。

(柴田)

財政状況

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会2015/10/31
単位:円
摘 要本年度収入前年同期収入対前年同期増減
一般会計1,570,8811,900,144-329,263
教育事業8,381,4068,656,198-274,792
一般事業1,928,2922,593,750-665,458
合 計11,880,57913,150,092-1,269,513
前年同期(単位:円)2014/9/26
摘 要本年度支出前年度支出対前年同期増減
一般会計5,744,7647,180,490-1,435,726
教育事業2,829,2143,086,625-257,411
一般事業1,039,6921,913,928-874,236
支出合計9,613,67012,181,043-2,567,373
当期剰余金2,266,909969,04901,297,860
合 計11,880,57913,150,092-1,269,513

貸借対照表 (2015/10/31)
科 目本年10月末残高前年同期残高対前年同期増減
流動資産7,940,2576,477,0711,463,186
固定資産9,604,7759,604,7750
資産合計17,545,03216,081,8461,463,186
流動負債1229,159-9,037
固定負債000
負債合計1229,159-9,037
純資産17,544,91016,072,6871,472,223

 財政は、前理事長の本部出向に伴う事務局員の補充に再度失敗した為、低調になった活動を反映し、現時点で会員数は減少、財政もすべての部門で収支とも前年比マイナスという嘗て無い事態になっています。

 其の為、本年度予算の達成は不可能となりました。然し乍ら、この様な状態の下でも教育事業部門や定例事業での役職員の健闘と全般的な経営効率化努力により本年度も相応な黒字を確保、1997年以来18年間の健全財政を守っています。

 これにより純資産は1,754万円(簿価)に成り、将来の発展の物質的基盤が着実に形成されつつあります。

(柴田)

お勧め商品

ボルシチの素

ボルシチの素 540円 (税込)

本格的なウクライナボルシチ2リットル(5-6人前)が手軽に作れます。
(肉、じゃがいも、キャベツを別途ご用意ください。)
日本語レシピ付。
内容量210g。ウクライナ製。

ジョージア(グルジア)ワインあります

ジョージア(グルジア)ワイン 現在計4種類を協会事務所1階で販売中。
銘柄と価格は次の通りです。
● ツィナンダリ(白・辛口 1,400円)
● アラヴェルジ(白・やや辛口 1,200円)
● アラヴェルジ(赤・やや辛口 1,200円)
● アラザニ(赤・甘口 1,200円)
※取り扱う銘柄は随時変更される場合があります。売り切れの際はご容赦ください。
※現在発送は承っておりません。当面は店頭販売のみとさせていただきます。

文化・芸能

映画・演劇

「ワーニャおじさん」慶應義塾演劇研究会10月公演

10月19日 於:慶應義塾大学日吉キャンパス

「ワーニャおじさん」 「ワーニャおじさん」

 チェーホフ4大戯曲の中でも、「ワーニャおじさん」は青春を棒に振った悲劇的な人物のひとり。三流学者である義兄のために身を粉にして働き、清貧に甘んじて婚期も逃してしまった。ひそかに想いを寄せる兄嫁エレーナをめぐり、こともあろうに友人の医師アーストロフと恋敵に。憤懣やるかたないワーニャは、なにかにつけ叫びに近い怒りを爆発させている。感情だけはない。ペイントを施したボロボロの黒い上下。どす黒い顔色にボサボサの髪、やせた体躯。これはまさにパンクの面影だ。それほど今回のワーニャは怒りに満ちていた。怒りの対象である義兄のセレブリャーコフは、ペイントしたカラーを首につけ、自分本位でとぼけておりかなり憎たらしい。

 ハスキー声が魅力的な「不器量な」ソーニャをはじめ、翁のような笑みをうかべている婆やが脇をしめる。エレーナは可愛いがコケティッシュさには若干およばず。

 ソーニャに慰められる有名なラストシーンでは、終始号泣するワーニャ。失った青春が取り返せないとあきらめた日から自分の人生が始まった。協会のレンタル・サモワールも小道具として出演。お役にたててよかった。

(文:滝沢 三佐子/写真:慶應義塾演劇研究会提供)

映画「裁かれるは善人のみ」

(アンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品 2014年 原題:Левиафан)
新宿武蔵野館上映中、11月14日より横浜・ジャック&ベティで上映

裁かれるは善人のみ  ヴェネチア国際映画祭金獅子賞をはじめ、27個も賞を受けた作品がついに日本公開である。原題はトマス・ホッブスの『リヴァイアサン』から、また聖書「ヨブ記」における神のあらゆる試練を耐え抜いた男ヨブの物語がベースとなっているが、着想はなんとアメリカでの土地買収とその復讐劇だそうだ。

 ロシア北部の漁村で暮らす自動車修理工コーリャの土地が、再開発をもくろむ市長によって買収されようとしていた。先祖代々の土地を守るために戦うコーリャ。モスクワに住む親友の弁護士ディーマの努力にもかかわらず敗訴し、安く買いたたかれることに。ディーマは市長のスキャンダルを暴くことで巻き返しをはかろうとするが、暴力で阻止されてしまう。後妻のリリヤも先が見えない不安をかかえディーマと不倫。反抗期の息子に拒絶されたリリヤは絶望のあまり海に身を投げる。これに目をつけた市長が殺人事件をでっちあげ、コーリャたちと家族ぐるみのつきあいがある警官一家もコーリャとリリヤの不仲を証言して、コーリャは妻殺人の容疑で逮捕される。

 コーリャにこれでもかと襲いかかる試練。ロシア版「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000、デンマーク)にも匹敵する不遇な主人公なのだが、試練の出所がいずれも「公権力」であるから憤懣やるかたない。美しくも激しい北部の海と、巨大なクジラの骨、トレーラーで壊されていくコーリャの家など、セリフのない場面も圧倒的な存在感だ。

 ロシア人知人によると、いずれも「暗い」「好きじゃない」という反応が返ってくるが、国際映画祭で海外受けする作品とはそういうものだ。実際こういうストーリーは現実にもあるし、これだけロシアの暗部を美しくリアリティをもって映画化できたことだけでも賞賛に値する。

(文:滝沢 三佐子/写真:(c)2014 Pyramide / LM)

映画「チャイルド44 森に消えた子供たち」

(ダニエル・エスピノーサ監督作品 2015年・アメリカ)※横浜では上映終了

チャイルド44  原作は、2004年度「このミステリーがすごい」第1位に輝いたトム・ロブ・スミスの『チャイルド44』が原作。1980年代にロストフ周辺で起こった大量殺人事件の犯人として処刑されたアンドレイ・チカチーロをモデルとしているが、年代を1950年代に変えている。スターリン体制下の病理を描いたということで、ロシアでは公開直前に上映禁止となった作品。

 水辺のない場所での“溺死”、内臓をえぐり取られた“轢死”などの子どもの変死体が連続して発見された。しかし、「殺人は資本主義の弊害であり、共産主義国家にはありえない」というスターリンの教唆のもと、これらはすべて事故死とされた。納得できない遺族も、反政府のレッテルを恐怖に感じ事故死だと思い込む。KGBの前身であるMGB(国家保安省)のエリート捜査官レオは、これら連続殺人に関連性と事件性を感じ、自らの反政府のレッテルを貼られる危険を顧みず調査に乗り出し、彼を貶めようとする陰謀に巻き込まれる。彼の妻も反体制派とつながりがあるとしてスパイ容疑がかけられ、共に地方に左遷。当地でも子どもの変死体が発見され、二人は地元の警察長を説得して秘密裏に捜査を進める。鬼気迫る犯人探しと、仮面夫婦だった二人が同志となっていく過程が見どころの一つ。

 レオがホログムの生き残りであり、ベルリン市街戦での英雄となったエピソードや、出演者がなぜかロシアなまりの英語をしゃべるという奇妙な演出もご愛嬌。なお、チカチーロそのものを描いた作品としては「ロシア52人虐殺犯/チカチーロ」(1995)があるが、こちらは史実に沿っている。

(文:滝沢 三佐子/写真:Photo by Larry Horricks (c)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.)

催し物情報

横浜ハリストス正教会 2015東北復興支援 チャリティ・バザー

横浜ハリストス正教会 2015東北復興支援 チャリティ・バザー 日時:2015年11月23日(土)11:00~
会場:横浜ハリストス正教会(神奈川区松が丘27-11、横浜市営地下鉄「三ッ沢下町」駅より徒歩約7分、 東急東横線「反町」駅より徒歩約10分)
TEL: 045-323-1771
主なメニュー:まぜご飯、いなりずし、ねり味噌/ボルシチ、ピロシキ/蜂蜜、ジャム/フランクフルト、焼きそば/新鮮野菜・果物/東北直送品(ホタテ、すき昆布、鮭の燻製、干し椎茸etc.)/日曜雑貨/包丁研ぎ
※聖堂内見学可
※バザー収益金はすべて東北被災地への寄付・支援に活用されます。

岩に刻まれた古代美術 アムール河の少数民族の聖地 シカチ・アリャン

当協会の旅行でも訪れたことのあるアムール流域のシカチ・アリャン村。その川岸に点在する岩画とよばれる遺跡と、遺跡を守って暮らす先住民族ナナイの人々の生活を、拓本や伝統的な工芸品から紹介します。

日時:2015年10月31日(土)~2016年1月11日(月・祝)※12/28-1/4休館
会場:横浜ユーラシア文化館3階企画展示室ほか(みなとみらい線日本大通り駅3番出口すぐ/JR関内駅南口・市営地下鉄関内1番出口から徒歩約10分)
開館時間:9:30~17:00 休館日:月曜日(祝日は開館、翌平日は休館)
観覧料:一般300円、小・中学生150円
お問い合わせ:横浜ユーラシア文化館
TEL.045-663-2424 FAX.045-663-2453

ユーラシア通信

タジキスタン旅行記 第3回(最終回)「市場にて」


 3回にわたる旅行記も最終回となりました。前回、「ドゥシャンベとその近郊には印象に残るものがなかった」と書いたとおり、残念ながら、タジキスタンは美術館や博物館、モスクや宮殿といった「箱物」の観光資源は乏しいと言わざるを得ません。しかし、旅の醍醐味は何も観光地をめぐることだけではありません。旅先の土地に住む人がどんな生活をしているかを垣間見るのも、興味深いものです。それを観察するのにもっとも適した場所は、やはり市場でしょう。今回は市場で見たものをご紹介して、旅行記の締めといたします。

ノン(ナン) (1) ノン(ナン)
タジキスタンの料理に必ず出てくる平たいパンです。直径20~30cmほどでかなり大きく、屋台で平積みにされて売られています。

カイマク (2) カイマク
ミルクの脂肪分を集めて作ったクリームです。ノンにつけて食べるそう。お腹を壊すのが心配で味見できなかったのが残念です。

人参の短冊切り (3) 人参の短冊切り
ウズベキスタンやキルギスと同じく、タジキスタンでもプロフは国民食として広まっています。プロフを家庭で簡単に作れるようにということで、短冊切りにされた人参が売られているのだそうです。

香辛料 (4) 香辛料
中央アジアの料理は香辛料が多く使われていることが特徴。タジキスタンの市場でも、香辛料を売る店が目立ちました。

スイカ (5) スイカ
夏のタジキスタンでは様々な種類の果物を楽しむことができます。中でもスイカとメロンは夏の果物の代表格で、あちこちで山積みにされていました。

(桜井)

日本におけるダーチャ・コミュニティ普及運動の現状と見通し(1)

山梨県北杜市の五風十雨農場  2015年9月28日(月)、NPOダーチャサポートの第6回全国会議が山梨県北杜市の五風十雨農場で開催されました。2014年5月7日、第1回会議が開かれて以後、運動は大きく前進しています。

 今回は全国各地から総勢14名の方々にご参加頂きました。欠席された福島県の「夢未来いなか塾」の田口さんからは貴重な文書発言が寄せられました。

 ダーチャサポート理事長・高草氏(兵庫県、ヘルシーショップ らぽーむ 経営、レインボープランズ(株) 代表取締役)、副理事長・柴田氏(NPO神奈川県日本ユーラシア協会会長)、副理事長・向山氏(山梨県、五風十雨農場経営)、千葉で着々とダーチャ村建設中の理事高田氏(高田造園代表)など理事の面々の他、ダーチャに関心のある各専門分野の方々が参加、日本ユーラシア協会本部理事長・木佐森氏も参加されました。

1.現状報告
 理事長より、●NPO法人ダーチャサポートの登記が2015年7月27日に完了した事●定款の文書確認(特に目的と事業について)●組織全体としての現状についての報告がありました。
 次いで、●岡山の「一杉ダーチャ」●広島県呉市「女子畑プロジェクト」、因島での「うみかぜ草園」●京都のらぽーむ自然農園、及びダーチャ(母屋)●山梨の五風十雨農場(母屋)●千葉のちば山ダーチャについて、それぞれ現状報告がありました。未着手の候補地として静岡県沼津市戸田村(山林8,309m2、宅地264m2)が挙げられ調査することとなりました。

2.ダーチャ村建設の当面の課題
●五風十雨農場に隣接する山林を高田造園が買い取り2戸のモデル・ハウスを建設することを決定しました。うち1戸の入居者は内定済みです
●広報活動として、ホームページ、Facebook, Twitterなどの活用に努力する事。
●ハバロフスク州園芸家協会(通称:ダーチャ協会)からの「協力協定」締結提案を検討する事。

3.組織運営について
●NPO法人ダーチャサポートは全国組織とする事、●下部組織として地方に支部(関西、関東、東北など)を置く事。●本部・支部の関係は緩やかなものとし、各支部の特殊性、独自性を最大限尊重してゆく事、●入居者に関してはダーチャ・サポートの定款の目的、別途定める規則(例えば菜園における無農薬農法など)を認める者に限る事。
等が合意されました。以上が第6回ダーチャ会議の概要です。次号以下に各地の現状報告及び今後の見通しなどを掲載します。

(柴田)

チェルノブイリ30周年救援カレンダー “母から子へつなぐ 命・希望”

チェルノブイリ30周年救援カレンダー  1983年にベラルーシのゴメリ市で生まれ、甲状腺の手術後、薬を飲み続けながら、就職、結婚、出産を経て母親となったナターシャ。現在はミンスク市で夫と二人の息子と暮らしている彼女の人生の節目を切り取った写真と、「沖縄・球美の里」(福島の子どもたちのための保養施設・沖縄県久米島町)で保養をする福島の子どもたちの写真で構成されています。

 各月の小窓には、ベラルーシのチェルノブイリ被害者家族の写真が掲載されています。

撮影:広河隆一
定価1100円 送料別(6部まで200円)(10部以上:1部1000 円/送料無料)
お支払方法:お届けするカレンダーに同封の郵便振替用紙でお振り込みください
カラー、サイズ:縦42cm×30 cm、見開きA3サイズ
デザイン:スタジオ・ギブ
カレンダーの収益は、チェルノブイリと福島の原発事故による被災児童のための救援金にあてられます。

※11月21日(土)13:30よりパルシステム東京新宿本部7F大会議室にて、報告会「2015年夏 子どもたちの保養・チェルノブイリと福島」も行われます。こちらにもぜひご参加を。

問合せ・申込先:チェルノブイリ子ども基金
Tel/fax: 03-6767-8808
E-mail: cherno1986@jcom.zaq.ne.jp

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(機関紙編集部)

歴史・社会

日露領土問題の歴史(28')

ソ連軍の南樺太・千島侵攻  ソ連の対日参戦を正義と見るか、不正義と見るか?意見は分かれています。

 現実的にはソ連対日参戦はヤルタ協定により米国、英国、中国の要請によって行われました。戦後、国連安保理常任理事国はこれら4カ国とフランスが務めていました。常任理事国のうち4カ国までもが、ソ連対日参戦に一体となっていますから、戦後政治でソ連対日参戦を不正義とする日本政府の考えが国際的に受け入れられる余地はないのです。

 ソ連対日参戦と千島・樺太のソ連領への編入は戦争の早期終息、米軍の損害減少を望む米大統領ルーズベルトの提案によるものですが、不思議なことに日本政府が米大統領のこの提案を不当と非難するのは聞いたことが有りません。

 ソ連の対日参戦に対してどう考えるべきかは中国東北部・南樺太・千島でそれぞれ異なります。ソ連対日参戦の大部分は中国東北部であるため、ソ連対日参戦を大雑把に評価するならば、中国の認識に従って、参戦ソ連軍は「正義の解放軍」とすべきでしょう。

 しかし、この認識は、南樺太・千島には当てはまりません。

 北方領土(あるいは千島・南樺太)の領有は日本とロシアと、どちらが正義か?

 千島や樺太にはもともとアイヌの人たちが住んでいました。北からはロシアが、南からは日本が侵入し支配しました。北から侵入するのと、南から侵入するのとでは、どちらが正義かといったところで、全く無意味です。 

 以下の、和田春樹氏の<侵略者同士の争い>とする考えはある意味で正しいと思います。

 『クリル諸島とサハリンというアイヌの土地に攻め込んだロシアと日本は支配したところを自らの領土としようとして、互いに争いあった。第二次大戦後はソ連がサハリンもクリル諸島もすべてをわがものとしてしまったのに対して、日本はそれではあんまりではないか、すこしは日本によこしなさいと言っている。理屈はいろいろつけているが、赤裸々に言えば、そういうことである。だから、争いがあっても、本質的対立にはならない。』 。  http://www.wadaharuki.com/

 政府が懸命に宣伝しても元島民以外の一般国民があまり興味を示さないのはこの辺に理由があります。

続く

(文:柴田/画像(C)2015 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL)