特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会機関紙 「日本とユーラシア」
電気式サモワール \35,000~36,000、 ティーコージー人形 \4,200  協会事務所にて販売中!

今月の表紙
電気式サモワール \35,000~36,000
ティーコージー人形 \4,200
協会事務所にて販売中!


行事予定

ロシア料理教室 6月21日(日)開催!

シャシリク

~第3回 ロシア人シェフに学んで味わう本格ロシア料理~
日時:2009年6月21日(日)11:00~14:00
会場:ロシアレストラン アムール
メニュー:シャシリク(ロシア風バーベキュー)、ビーツのサラダ、キセーリ
講師:「アムール」のシェフ
会費:会員3,000円、非会員3,500円
予約有無:6月16日(火)までに要予約・参加費支払
キャンセル料:6月17日(水)までは無料、6月18日(木)~21日(日)までは参加費の全額
共同主催:NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会、日本ユーラシア協会本部
連絡先:NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会
(tel/fax 045-201-3714、e-mail eurask2@hotmail.co.jp)
※残席にまだ余裕があります。奮ってお申し込み下さい!
締切を過ぎていても参加できる場合がありますので、遠慮なくお問い合わせ下さい。


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活動報告

平和のための戦争展 2009年5月29日~31日

平和のための戦争展

 昨年に続き、今年も参加しました。シベリヤ抑留の展示は昨年と同じように行ない、展示案内にはスタッフが立ちました。

 今年は、であいの広場において、シベリヤ抑留体験者藤木伸三さんの講演が企画されました。藤木さんの話は体験者のみが語る真実があふれ、その苛烈かつ悲劇的な体験談に、参加者は熱心にメモを取り、聞いていました。藤木さんの思いは「もう二度と私と同じような経験は、誰にもしてもらいたくない」という言葉に尽きます。

 参加者の中には、藤木さんの出身校ハルビン学院と交流を続けているハルビン高女出身の方もおられました。ちょうど、展示も隣のコーナーでしたので話が弾みました。

 平和への願いを込めた戦争展にふさわしい参加となりました。

(関戸)


全域終了と同時に新たな発見も 墓地調査

ロシア人墓碑  昨年5月に第一回を開催し11月に第二回を行ない、ちょうど1年後の今回(5月17日)は第三回となり、外人墓地の全域の調査を終了しました。

 人数は少なかったのですが、未調査の墓域を探すグループと調査済みの墓域の確認をするグループに分けて行ないました。

 その結果、全域を調査したことが確認されました。また、外人墓地の最初の埋葬者であるロシア海軍の士官と兵の墓石のすぐ脇に、別のロシア海軍軍人(駆逐艦乗組員)の墓を発見しました。 この調査の結果を正確にまとめ、ぜひ出版物として残したいということを埼玉大学教授沢田和彦先生とも確認しました。

 開港150周年にふさわしい調査となりました。

(関戸)


会員無料公開講座「楽しいロシアの時間」

公開講座「楽しいロシアの時間」

 当日、午前中はあいにく雨が降っていましたが、8名の方にご参加いただきました。

 今回の講座は、ロシア語教室「入門」クラスから3名が参加とあって、初歩的なレベルの講座になりましたが、簡単な単語のみを使って誰にでもできる旅行会話となりました。

 後半には、黒すぐりのジャムととも、サモワールで実際にお茶を淹れて皆さんに飲んでいただきました。

 サモワールでお茶を入れる場合、まずは 1.ポットに紅茶を「濃く」淹れて、 2.各カップに「少しづつ」注ぎ、 3.飲む人の好みで、そのカップにサモワールからお湯を「注ぎ足す」 とのこと。

 皆さんには実際にサモワールの蛇口部分をひねって注ぎ足してもらったり、また、サモワールについての質問などが出されたりしていました。

 今回使用したサモワールは電気式(ロシア製)で日本とは電圧が違いますが、保温として使えば、例えばやかんでお湯を沸かしてサモワールに入れ、コンセントをさしておけば、お湯はずっと温かいままで電気ポットと同じ役割を果たします。

 最近では、デザインなども種類が増えましたので、ご興味のある方は協会までおいでください。
 (このサモワールでの様子は、教室のブログ、または You Tube にて見ることができます。)

(森)


第11回 大河アムール・大自然とふれあいの旅 説明会

アムール河

 5月24日(日)、ロシア語公開講座のあとに、ハバロフスク旅行(第11回大河アムール大自然とふれあいの旅)の説明会を行いました。宣伝チラシに説明会の日程を記載しなかったためか、参加者は少数でした。

 各コースの概要の説明、参加者からの質疑応答の後、去年の旅行のビデオを鑑賞しました。いずれの参加者もハバロフスク旅行には参加したことはないとのことで、ビデオの中で具体的に説明しました。

 今年の旅行は、去年までの月から金のウィークデーと違って、土日を含む日程ですので、ハバロフスクの町の雰囲気が変わります。一度参加したことがある方にもお勧めです。お勤めのある方にも休暇を取りやすい日程となっています。

 また、木曜出発のウラジオストックから入るコースは、定員が少数ですので、ご希望の方はお早めに申し込まれることをお勧めします。

 因みにウラジオストックから入るコース(8月13日木曜~17日月曜)の基本料金は228,000円、ハバロフスク直接コース(8月14日金~17日月曜)は168,000円、また同じ日程でダーチャを体験するコースは178,000円で、ハバロフスクからのコースは去年より安くなっています。

 申し込みの締め切りは6月30日となっています。

お問い合わせ・お申し込み:NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会
TEL/FAX : 045-201-3714  E-mail : eurask2@hotmail.co.jp

(田中)


ロシアを楽しむ「サモワールスポット」

 5月9日(土)に第58回を開催しました。

 今日はいろいろな決まった言い回しが登場しました。Я хотел бы ~.(~できればいいなあ) Вам приходились ~?(~することができますか?)などです。また、「乾杯!」と言う場合は、“За нас!” “За здоровье!”など。よく勘違いされているのがтост。これはあくまで乾杯という意味の単語にすぎず、これを唱和はしないとのこと。

 軽食はкурник(具をはさみながら14枚のблиныを重ね、さらにパイ生地で包みオーブンで焼いたもの)、иваси под маринадом(いわしのマリネ)、салат оливье(鶏肉入りポテトサラダ)でした。ターニャ先生からいただいたレシピでは、блинに泡立てた卵白を用いました。とても軽く焼き上がり、これなら何枚でも食べられそうです。

 サモワールスポットは、ロシア語学習を基本に、ロシアを楽しむサークルです。詳しくお知りになりたい方は、協会事務局を通してご連絡ください。次回予定は6月20日(土)10時30分からです。

(前田)


映画『マルス』上映会はこんな感じだった

映画『マルス』  4月29日に、フリーペーパー「クールトカ」主催で、映画『マルス』のDVD上映会をNPO法人神奈川県日本ユーラシア協会の協力を得て、行いました。当日足を運んでくれた16名のみなさん、足を運んでいただき、本当にありがとうございました。また急な企画にもかかわらず、宣伝にご尽力いただいた事務局のみなさん、本当にありがとうございました。

 映画を観る愉しみのひとつに、観終えたあといろいろ好き勝手におしゃべりしあう、というものがありますが、そんな時間を取れたらよかったな、と今になって思います。ある人は、「フェリーニみたい」との感想を伝えてくれましたが、その感想は、僕にとっては、意外なものでしたけれど、「そうか、じゃぁ俺もフェリーニ観てみよう」というふうに、経験が広まっていく、そんな愉しみが、たくさんの人といっしょに映画を観る上映会の良さなのでしょう。僕は以前映画館に勤めていましたが、映画を観終わったお客さんの感想を聞くのが本当に楽しかった。そんなことを思い出しました。

 次の上映会は○○ということは僕はまだ考えていないけど、今度は、この文章を読んでいるみなさんが、とっておきの一本で上映会を企画してほしいと願う次第です。出し惜しみは、映画のためになりません。僕は必ず行きます。いっしょに愉しみましょう。

「クールトカ」編集・発行 牧野 大輔)

※ロシア映画情報フリーペーパー「クールトカ」は協会事務所でも配布中。最新号は女子映画&音楽特集です。


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教室案内

横浜ロシア語教室 第110期 生徒募集中

ビジネスロシア語 6月20日(土)開講!

その他のクラスも引き続き生徒募集中です。詳細はホームページをご覧下さい。
連絡先:TEL/FAX 045-201-3714
メール yokohama-rosiago@hotmail.co.jp
教室ホームページ   教室ブログ


日本語教室 Курсы японского языка 生徒募集中!!

月曜~金曜、10:00~17:00の間、1コマ90分(受講生の都合により60分の場合もあり)。
基本的には個人レッスン、同レベルで同時期に始める場合はグループレッスンも可。
入学金5,250円(会員は無料)、受講料1回3,000円。
お問合せ先:045-201-3714 (事務局)


みなとみらいマトリョミン教室 生徒募集中

第4回 7月18日(土)、第5回 8月22日(土)
Aクラス(グループレッスンクラス)13:30~14:30 空席2
Bクラス(グループレッスンクラス)14:40~15:40 空席2
Cクラス(グループレッスンクラス)15:50~16:50 空席3

残り2回ですが、途中入学も歓迎します。
8月30日(日)の午後には発表会も予定しています。
マトリョミンをお持ちでなくても、教室では講師の楽器を無料でお貸しします。お気軽にお問い合わせ下さい。

受講料:1回あたり3,000円。
お問い合わせは協会事務局045-201-3714、または minatomirai_matoryomin@yahoo.co.jp まで。


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組織・財政

組織状況 (2009年5月30日現在)

年初会員数: 230名、入会者数:18名、退会者数:14名、5月末会員数:234名。
前月比5名減、年初比4名増。 前年同期比17名減。
1~4月は毎月会員を増やしてきたが、5月は今年に入ってから初めての会員減となった。会員の拡大については毎月の役員会で報告だけでなく、実質的な討議をする必要がある。


財政状況

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会2009/5/30
単位:円
摘 要収 入支 出
一般会計773,6702,882,394
教育事業2,828,6081,233,926
一般事業937,706896,214
当期剰余金 ▲472,550
合 計4,539,9844,539,984
前年同期 (単位:円)2008/5/30
摘 要収 入支 出
一般会計894,3922,968,432
教育事業3,239,3521,595,288
一般事業1,408,951451,127
当期剰余金 527,848
合 計5,542,6955,542,695

 概 況

前年同期と対比すると1~5月の財政規模は2割弱の大幅減少となっている。 また、剰余金は前年5月度プラス527,848円であったものが、今年はマイナス472,550円へと大幅に悪化した。その減少幅は1,000,398円に及ぶ。事業強化の為の商品在庫増加40万円弱を勘案しても正味60万円前後の、当会にとっては大きな赤字である。 教育事業収入が集中する4月、5月に赤字を計上したのは1996年以来の異例な事態である。

一般会計:収入14%弱の減は主として会員数の減少と横浜市の補助金打ち切りによるもの。 支出は大半を固定費が占めるため大幅な減少にはならず、3%弱の微減となった。

教育事業:収入は不況、受講料値上げなどによる生徒数の減に伴い13%弱の減となった。一方支出も13%弱の減になった。

一般事業:収入の減少幅は34%弱と最も大きかった。 支出は一気に199%弱に増えたが、このうち約半分は総会方針に従って品切れの多かった“うにべるまーぐ”の商品(バラライカ、ドムラ、マトリョーシカ)を輸入した為である。 これらは今後売り上げの増加となって収支の改善に寄与するであろう。

<改善の具体策> 現下の経済情勢の悪化に負けることなく、危機をチャンスに変える攻めの姿勢が重要である。

一般会計:前号に述べた対策にしたがって、会費、寄付金、機関紙広告などの収入拡大に努めねばならない。支出面では運転資金の借入実行により、ローンの借り換えを行い家賃支出を60%程度(毎月5万円程度)削減する。他の諸経費も合理的節減に努める。但し、発展のために必要な経費は増やすことも厭わない。

教育事業:諸事業を活発に行い、既設のロシア語、日本語教室各クラス受講者の増加を計るとともに、ビジネス・ロシア語など新規企画を含め教室の質、量両面の発展に一層の創意工夫を凝らす。

物品販売:長年の懸案であった運転資金の借入が実現したので、商品の品揃えを画期的に強化し、売り上げと利益の大幅増加を計る。

これら対策の実行によって、100年に一度とも言われる世界経済恐慌を乗り切り、1997年以来の当会の健全財政を堅持することは十分可能である。

(柴田)


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今月のお勧め商品

電気式サモワール(グジェリ) \35,000


値下げしました!ロシア・アヴァンギャルド絵皿 \5,250


中古ステレオラジカセ 格安\980で譲ります

AIWA Stereo Radio Cassette Recorder
CS-P506  色:白  中国製
最近ほとんど使われなくなってきたカセットテープ。デッキを処分してしまった人も多いのでは?
しかしロシア語教材の世界にはまだ生きています。例えばロシア語検定試験の過去問など。第52回(2008年度)分まで、聴取問題はテープのみです! 秋の受験に向けて、聴き取りや吹き込みの練習にお使い下さい。2~3回使用しただけの品で、問題なく使用できます。6台限定ですのでお早めに!

●取扱商品の詳細は協会事務所、または協会主催オンラインショップ「うにべるま~ぐ」でごらん下さい。

●2009年4月~協会事務所販売商品 会員は全品消費税分OFF!


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何でも掲示板

イベント情報

●第1回ユーラシアブックレット著者を囲む茶話会

「ロシアのクマのプーさんとロシア映画を語る」
日時:6月19日(金)18:00-20:00
場所:聖心女子大学マリアンナホール(東京・広尾)
ゲスト:杉浦かおり、井上健


ロシアアニメーションフェスティバル 2009

6月27日(土〉-28日(日)
会場:浜離宮朝日ホール
上映作品 まいごのヴヌーチカ、ミトン、チェブラーシカ第1話、第3話
作品関連グッズの販売、ボリショイサーカスのミーシャ・マーシャとの共演、チェブラーシカ楽団による演奏などアトラクションあり  入場:無料招待 公式サイトより事前に申し込み


ロシア革命アニメーション 1924-1979
ロシア・アヴァンギャルドからプロパガンダへ

6月6日(土)~6月19日(金) 17:00Aプロ 18:40Bプロ
6月20日(土)~7月3日(金) 17:00Bプロ 18:40Aプロ
当日一般 1600円、学生1300円、シニア1000円 前売り 1400円(2回券 2500円)
場所:UPLINK(渋谷) http://www.uplink.co.jp
7月4日以降のスケジュールは要問合せ。
Aプロ:ソヴィエトのおもちゃ(1924)、用心を怠るな(1927)、ファシストの軍靴に祖国を踏ませるな(1941)、百万長者(1967)、預言者と教訓(1967)、狼に気をつけろ(1970)、電化を進めよ(1972)、射撃場(1979)
Bプロ:惑星間革命(1924)、レーニンのキノ・プラウダ(1924)、勝利に向かって(1939)、映画サーカス(1942)、ツイスター氏(1963)、株主(1963)、生かされない教訓(1971)、前進せよ、今がその時だ(1977)


MediR講座 『制作者との対話~ドキュメンタリーを通して社会を考える』

5月10日~8月9日 高田馬場
優れたドキュメンタリー番組を見て、制作者との討論を通じてメディアリテラシーの養成をめざす。 スヴェトラーナ・アレクシエービッチに関する作品「ロシア 小さき人々の記録(2000年放送)」についての講義あり。


特集 ロシア・ソビエト映画史縦断 1908-1939

6月23日(火)~7月11日(土) 日・月休館
特集 ロシア・ソビエト映画史縦断 1943-1995
とき:7月21日(火)~8月15日(土) 日・月休館
会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
03- 3291- 4339 一般 1回券1000円、3回券2500円

(滝沢)


ウクライナ映画祭〈鑑賞レポート〉

 4月25日(土)、26日(日)に、仙文化センター主催のウクライナ映画祭が渋谷UPLINKにて開催されました。以下、4作品の鑑賞レポートです。

●アヴローラ
(あらすじ)バレリーナになる夢を持つ孤児院の少女がチェルノブィリ原発事故によって重度の被爆を負う。治療のために移送された米国の病院で憧れの男性ダンサーがケガの療養をしているのを見つけ、話しかけようとする。男は最初、少女を冷たくあしらうが、彼女が原発事故の被災者であること、機知があり才能豊かであることを見いだし、彼女を支援することを決意するが、手術が成功する見込みは薄く…。
(雑感)経済的には裕福でも人間的には冷淡というステレオタイプな西側批判がやや鼻につくが、子供の未来を少しでも明るくしたいという男性ダンサーの暖かい気持ちが伝わってくるのがよい。

●カラリョフ
(あらすじ)火星への有人飛行の夢を抱くエンジニアのカラリョフが、仲間を集めてロケット開発を試みる。試行錯誤を重ねつつ徐々に軌道に乗り始めた事業だったが、その意義を理解しない役人の嫉妬を買ったため、あらぬスパイ容疑で逮捕される。拷問を受け、極東のマガダンから100kmのラーゲリに収容されたカラリョフだったが、家族の嘆願で再審されることに。モスクワでの裁判までの日数は少ない。無事にモスクワに帰れる保証はなかったが、彼には晴らすべき容疑と、実現せねばならない夢があった。
(雑感)使命感に燃え、悪い環境にもめげずに目標に邁進するカラリョフの姿は自分も見習いたい。実話に基づいたドラマというところが泣かせる。

●調律師
(あらすじ)リナとアンドレイはプロのペテン師。リナにぞっこんのアンドレイは普段の生活でもリナの気まぐれな戯言に翻弄されっぱなし。お金持ちの老婆を騙すために調律師として家に入り込むことに成功したアンドレイだったが、リナが黙ってみているはずもなく…。
(雑感)とにかく台詞が多い映画なのでロシア語リスニングの訓練にはぴったり。軽やかに奏でられるピアノや、飄々と振る舞いながら犯罪を着々と進めていくペテン師たちの立ち振る舞いも魅力の一つ。不幸な境遇の者へ見せる老婆たちの暖かさと、騙された後の落胆が観る者の胸に刺さる。

●ダミー
(あらすじ)公園での似顔絵描きをしている女性のもとに元夫の友人が現れ、彼女に大金を与えて去る。だが首尾良く渡し終えた友人に、元夫はあの札束は元妻を喜ばせたかったために作った偽札なのだと明かす。しかし、仲介役の男性はさらに一枚上を行っていた。
(雑感)元夫の「少なくとも偽札と気づくまでの間は、彼女は幸せな気持ちを味わえるはずだ」という言葉に妙なリアリティがある。もちろん詭弁なのだが、ユーラシア大陸の市井の人々を覆う刹那主義のみならず、米国のサブプライムローンのような強欲資本主義の手口の一端を見るようではないか。

(n)


「アンナ・ポリトコーフスカヤとロシアの陪審裁判」を聞いて

5月23日 於:ユーラシア研究所

 ロシアに陪審制があることを知ったのは映画「12人の怒れる男」から。これはアメリカ映画のリメイクなので、もし日本で裁判員制度が始まるという状況でなければ、ロシアの陪審員裁判がどういうものか、それほど関心がわかなかったであろう。

 今回の講演は、ユーラシア研究所所長でもある小森田秋夫氏の専門分野でもあり、法学の知識がない者にはやや難しかったが、チェチェン関連の不当とも思われるさまざまな判決がなぜ可能なのか知る上では大変参考になった。

 ロシアの陪審制は帝政時代から存在。ソ連時代の参審制を経て、新生ロシアで再び陪審制が導入された(ただし全国で施行されたのは2001年から)。しかしこの陪審制は、チェチェン人テロリストや国家機密に関する連邦保安庁管轄の事件は陪審制を除外するという状況を生んだ。

 プーチン政権を真っ向から非難していたジャーナリストのアンナ・ポリトコーフスカヤが2006年10月に殺害された事件については、実行犯および依頼人が不在という異常な状況の中で、被告として起訴されたチェチェン人とロシア軍人は無罪という判決が下された。この事件は連邦最高裁に上訴されている。

 一方ロシアは、死刑判決の停止を決定した欧州人権条約第6付議定書に署名しているが、ロシア全土に陪審制が普及していないことを理由に、死刑判決のモラトリアムを行っている。チェチェン共和国は、戦争のために5年以上も陪審制の導入が延期され、2010年にようやく陪審制を施行する予定だ。ゼノフォビアやネオナチズムが拡大するロシアにおいて、今後も陪審制の正常な運営がなされるか、また欧州人権条約との関係も今後の問題であると感じた講演であった。

(滝沢)


ハバロフスク対外交流協会副会長・ニーナ・フォミーナさん追悼

 大河アムール旅行は1999年に初めて行われた。本来はロシア語教室90期の修学旅行として企画されたものだ。それが今年は11回目となった。しかも昨年からは神奈川県連単独の旅行ではなく、全国的な取り組みとなった。

 これだけ続いたのには理由がある。99年の旅行の終わり際、旅行団長の柴田理事長にこうささやいた人がいる。「日本から旅行にきたグループは一度来ると、もう二度とは来てくれない。柴田さん、あなたたちのグループは来年も来てください」と。こうささやいたのが、ニーナ・フォミーナさんだ。柴田理事長はこの言葉を守り、次の年も行き、それが3年になり5年になり今回は11回目となったのだ。いわば大河アムール旅行はフォミーナさんがいなければ続かなかったかもしれないのだ。

 そのフォミーナさんがこの4月にガンでお亡くなりになった。死去を知ったのは5月になってからだった。昨年お会いしたときには、闘病のせいだろうか、いささかやつれた感じだった。今年は元気になっているかな、と思っていた矢先のことだった。

 フォミーナさんとの思い出は多い。最初の旅行の際、子供たちのキャンプ場でお会いした。子供たちの歓迎の輪の中に、私の手をとって、引き入れてくれたのがフォミーナさんだ。

 2000年に淡路島で全国総会が開催された際、来賓として招かれ横浜にも立ち寄り、親交を深めた。三渓園を巡り中華街で食事した。そして、有隣堂で着物の図鑑を手にとって眺めた。その値段を見て「ハー」とため息をついて戻していた姿が目に焼きついた。図鑑の値段は5000円。ルーブルで換算したら自分の月給以上。とても手が出なかったのであろう。そのことを柴田理事長に話すと「よし、それなら盆踊りでもやって、浴衣を着ることにしよう。その浴衣をプレゼントすればいいじゃないか」と答えたのだった。それ以来、キャンプ場へのお土産に家庭で不要になった浴衣を持ち込むようになったのだ。

 考えてみると、フォミーナさんがいたおかげで種がまかれたものが沢山ある。フォミーナさんがこの世を去ってもまかれた種はそれからも残り、新たな実を結ぶのである。フォミーナさんがまいた種を私たちは育てていこう。

(関戸)


極東放浪記・2009冬

5)カウントダウン

 どこの国でも大晦日の「カウントダウン」は盛大に行われており、それはここハバロフスクも同じである。残念ながら街の中ではどのように祝われているのか私は見たことがない。理由はひとつ「危険なので外出しないほうがいい」という現地の人たちの勧めにより、いつもホテルか知人の家に籠っているためである。強盗や暴力事件などで日本人が滅多に被害に遭うことが無いとされるハバロフスクでもかと思われる方もいるだろうが、随所で多くの花火が上がり、その音の大きさは花火の域を通り越しまるで爆撃である。花火の音に混じって歓声、怒号、悲鳴ともつかぬ大声が絶え間なく聞こえて来る様は何か危険なものを感じてしまう。大晦日はおとなしくしているのが賢明なようである。

 今回の大晦日はアーニャの都合が悪いということでリュドミラさん(大河アムール大自然とふれあいの旅でダーチャに泊まった人はご存じと思う。アーニャについては次回。)のところに世話になることにした。リュドミラさんのところはいつもハバロフスクに着いてから連絡をしており、今回も突撃訪問的なところはあったが、息子さん夫婦共々快く迎えてくれた。相変わらずコミュニケーションは筆談と身振り手振りだが何とか伝わっていたようで、しばし楽しい時間を過ごさせていただいた。(紙面の都合上具体的な状況を書くことはできないが御了承の程を。ロシアの家庭の様子については実際に訪問、体験するのが一番だと思うので、「大河アムール大自然とふれあいの旅」に参加し、知り合いを作るのもよいと思う。)

 日付が変わってからホテルに戻ることにしたが、途中の広い所でみんなで花火を数発撃ちあげて新年を祝った。花火はやっぱり「見るもの」ではなく「やるもの」だと思った。

 翌朝、街の中には花火の残骸があちらこちらに散乱していた。人々はカウントダウンで全てのエネルギーを使ってしまったのか、昼頃まで殆ど人を見かけなかった。初詣の習慣のない彼らには朝寝坊と家でゆっくりすることが一番なのかもしれない。

(つづく)

(棚田)


古いシルクハットから出た話

【文学紹介】古いシルクハットから出た話

 アヴィグドル・ダガン
 成文社刊 1650円

 東京の高島屋で外交官の9割はシルクハットをあつらえる。ここの光沢を持ったシルクハットはそれほど丈夫で、「品がある」と喧伝されていたのだ。そのためか随分、長くもち、思い出にもまみれていく。本書は古いシルクハットをまわすと、忘れかけていた外交官時代の思い出が浮んでくるという小粋な想定になっている。そして著者が、それを書きとめたと言う形になっている。

 ダガンは、チェコ駐在のイスラエルの血を引く外交官である。一九一二年、まだオーストリア・ハンガリー帝国の属領であったチェコのユダヤ人の家に生まれる。ナチスの侵攻で亡命。ロンドンのチェコスロバキア亡命政府の活動に従事。五五年以降は新生イスラエルの外交官として多くの国に赴任。七七年からはチェコ語で書く作家として文筆業に専念した。それは民族とは何かを問い直させる数十年に醸成していった。彼は、このシルクハットが象徴するように2つの人生を生きた。ひとつは外交官。もう一つは作家であった。本書はダガンの人生を飾る最後の作品に位置する。

 本編は数編からなる。すべてが外交官時代の出来事で人生の諦めや悲しみ、喜びが訥々と描かれているが、その悲喜こもごもの中にも、自分の民族を常に問う姿がそこには見受けられる。民族が危機に直面した時、その風穴のように自由な風を文学はふかすのかもしれない。思い出にただひたるためダガンはこの帽子をまわしてみる。7枚のスカートではポルトガルの新郎新婦の悲劇を語り、イスラエル人の女性の死を通しては彷徨える魂の悲劇を論じている。イスラエルと当時のチェコを含む共産圏を知る上で、より綿密に多面的に読み返す事が肝要である。外交官を辞し2006年5月エルサレムにて没。

(中出)


露日ボランティア活動メンバー募集!

当協会講師の小野ダリヤさんを中心に、在日ロシア人のための活動を始めます!例えば、日本の文化(日常生活によく出てくるのに教科書ではなかなか学べない習慣、ことわざ、生活情報、簡単な日本料理等)を学ぶ会を開いたり、日本人にロシア文化や仕事に役立つロシアのコミュニケーション術等を伝えたり…スタッフやボランティア講師になってみたい方、是非ご連絡下さい(ロシア語・日本語可)。
詳しくは同封または協会事務所にて配布のロシア語版チラシで。
連絡先:小野ダリヤ(当協会講師)


来月から神奈川県版機関紙が変わります!

どんな風に変わるかは見てのお楽しみ。ご意見やご要望などありましたら、どうぞ遠慮なく下記へお寄せ下さい。
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 機関紙編集部
〒231-0062 横浜市中区桜木町3-9 横浜平和と労働会館5階
Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp


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ロシア芸能

t.A.T.u.情報

タトゥ

みんな大好き♪ロシア発世界のスーパーアイドル「t.A.T.u.」関係の情報です。(^^)
祝☆t.A.T.u.デビュー10周年!

・1999年5月31日に彗星の如くデビューし、世界中の若い人たちを魅了したt.A.T.u.。今年で10周年を迎えました!ロシアの雑誌「OK!」にt.A.T.u.の歴史を暴露![090515]

・5月10と12日のユーロヴィジョン09に登場しました!そして名曲「Not gonna get us」と、EV03に出場した際に歌った曲「Не верь, не боися, не проси」を熱唱♪

(MOPA)


РУССКАЯ ДЕСЯТКА (ロシア・トップ10)

ロシア・トップ10 チリ(左上)、カスタ(右上)、ヴィンターシュ(下)

 45月最終週のチャートを紹介します。4月と同様、10曲中7曲が新曲という大波乱!

 今週TOP10入りを果たしたのは、第10位のヴィンターシュ「Ева(エヴァ)」と、第7位のチリ&ゴーシャ・クツェンコСказки(おとぎ話)」がランクイン。また、EV09効果でしょうか、ビランの「Lady」が先週初登場し、現在第2位。

 第1位には、デビュー10周年を迎えた我らのt.A.T.u.がランクイン。先月t.A.T.u.コーナーで紹介したばかりのアノ曲。先週から初登場2位に、そしてTOPを爆走中!

1. Тату / Снегопады
タトゥ 「降雪」

2. Дмитрий Билан/Lady
ドミトリー・ビラン 「淑女」

3. Dj Smash/Лучшие песни
DJスマッシュ 「よりいい歌」

4. МакSим&Лигалайз/Небо засыпай
マクシム&リガライズ 「空よふり撒け」

5. Quest Pistols/Стрекоза любви
クエストピストルズ 「愛の蜻蛉」

6. Каста/Вокруг шум
カスタ 「辺りの喧騒」

7. Чи-Ли&Гоша Куценко/Сказки
チリ&ゴーシャ・クツェンコ 「おとぎ話」

8.Тимати&Snoop Dogg/Groove On
チマチ&スヌープ・ドッグ 「大いに楽しめ」

9. Павел Воля/Барвиха
パーヴェル・ヴォーリャ 「バルビハ」

10. Винтаж/Ева
ヴィンターシュ 「エヴァ」

(MTV、5月25日付)

(MOPA)


ユーロヴィジョン09優勝はベラルーシ出身!

優勝したノルウェーのアレクサンドル・ルィバク

 5月12~16日モスクワで行われた音楽の祭典ユーロヴィジョン09で、ノルウェー代表のアレクサンドル・ルィバクが優勝した。ステージではコサックダンスを踊るダンサーをバックに、父親直伝のバイオリンを情熱的に奏でながら、出場曲「Fairy Tale」を熱唱。フォークロアなメロディとアトラクティブなパフォーマンスで、セミファイナルを余裕でクリア、ファイナルでも観客やテレビ視聴者をすっかり魅了した。結果発表では42か国中38カ国から8点以上のハイスコアをもらい、合計387点で大圧勝した。2位はアイスランド(218点)、3位はアゼルバイジャン(207点)。

 ルィバクは、ベラルーシ生まれのノルウェー育ち。ロシア語、ノルウェー語、英語を流暢に話し、5歳のときからバイオリニストの父とピアニストの母に師事。

(MOPA)

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最近のロシア・日露関係

∇「出入国カード」不要で日露合意、ビザなし交流再開
ロシア政府が北方4島に入域する日本人に「出入国カード」の提出を求めていた問題で、日露両政府は1日、日本側がこれまで通りカードを提出せずに入域することで合意した。1月に日本側が人道支援物質を国後島に届けようとした際カードの提出を求められ訪問を取りやめていた。 (5.1 Yomiuri)

∇プーチン首相が柔道本
柔道・講道館6段のプーチン首相の著書をもとに編集された「プーチンと柔道の心」(朝日新聞出版)が刊行された。柔道の歴史や礼法、ロシア流の練習法などを紹介。

∇ブブノワ作のイコン、ニコライ堂で発見
ロシアの前衛画家ワルワーラ・ブブノワ(1886~1983)が1925年、日本滞在中に描いたイコンがお茶の水のニコライ堂で見つかった。宗教や伝統を否定することも多かった前衛表現と宗教画がどう結びついたのか専門家も注目している。 (5.2 A)

∇揺らぐ軍、改革多難
昨夏のグルジア紛争はロシア軍の強さを世界に示したかに見えたが、規律の乱れ、兵員不足、近代化の遅れなど、改革は多難を極めている。徴兵回避は8割以上に登り、賄賂を受け取って兵役を免除する徴兵部門の腐敗も後を絶たない。 (5.9 A)

∇プーチン首相来日
プーチン首相が11日深夜特別機で来日した。12日夕に麻生首相と会談し、北方領土問題や極東・東シベリア地域での経済協力などで意見交換する。 (5.12 Y)

∇日露首脳会談
プーチン首相を迎えて行われた日露首脳会談で、交渉が難航していた日ロ原子力協定が締結された。麻生首相が重視する「実利外交」では成果をあげたが、北方領土問題では前進はなかった。 (5.13 A)

∇ロシアのビザで北方領土へ渡航
ロシア政府発行のビザをもつ日本テレビ系列のモスクワ特派員が北方領土の択捉島に入り、同テレビは12日夜のニュース番組で現地取材の様子を伝えた。外務省は同社に「極めて遺憾」と抗議し、再発防止を求めた。 (5.13 Y)

∇ビザなし交流、初回は中止
北方4島に人道支援物資を届けるため,15日から予定されていた今年の第1回「ビザなし四島交流」は中止されることになった。ロシア側から13日、「内部手続きに時間がかかり、予定通りできない。可能な限り早く手続きを進める」と連絡があった。日本政府は遺憾の意を表明し、速やかな実施を求めた。 (5.14 A)

∇「四島不法占拠」首相発言を批判
ロシア外務省のネステレンコ情報局長は21日、麻生首相が北方4島の状況を「ロシアによる不法占拠」と述べたことに対し、「容認しがたい」と批判する声明を出した。 (5.22 A)

∇ビザなし交流2陣は実施
15日に出発する予定だった今年の北方4島ビザなし交流第一陣がロシア側の事務の遅れを理由に中止された問題で、22日出発の第二陣は予定通り実施されることになった。訪問団はもと島民や返還運動関係者ら61人。 (5.22 A)

∇ボリス・アクーニン氏受賞
三島由紀夫の翻訳などで知られるボリス・アクーニン氏(53)が旭日小綬賞を受賞し、モスクワの日本大使公邸で伝達式が行われた。「私の仕事が、ロシア人が日本への感心を抱くきっかけになったらうれしい」と語った。 (5.30 A)

∇オレグ・シェーニン氏死去
旧ソ連共産党政治局員兼書記で1991年8月ゴルバチョフソ連大統領をクリミア半島の別荘に幽閉した共産党保守派のクーデター計画に荷担し、計画失敗で逮捕され服役後。恩赦による出所後左派政党を率いた。28日、71歳で死去。 (5.31 Y)

(渡辺)


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政治・経済

プーチン首相の経済危機対策

 プーチン首相はロシア下院での政府活動報告で政府の危機打開策が「国の経済的損失を防ぎ、経済を強化する」と語った。今年は連邦予算からの1兆4000億ルーブル(4兆3000億円)を含む3兆ルーブル(9兆円)が危機対策にあてられる。

 また首相は「社会保障にも特別留意している」と語り「危機による社会倫理の崩壊を防ぎ、人々の人生設計を壊さないことが第一だ」とした。(日本の首相と比べて下さい。)社会分野へは追加で6000億ルーブル(1兆8000億円)が拠出される。年金の増額や軍将校への住居の提供も予定通り行われる。

 補正予算では大幅な赤字が見込まれ、石油収入積立準備基金を使用する。政府も危機に際して準備基金を安心材料としてアピールしてきたが、プーチン首相は「市場・社会制度が積み立ての財源以上に安定性を発揮した」と述べた。一方で「制度の質について公正な要求は可能だし、なされてしかるべき」として、改善の必要性をも言い添えた。

(07.04.2009)

ロシアGDP成長予測を大幅引下げ

 アンドレイ・クレパチ次官によると2009年のGDP成長率は3~3,5%となり、その後2010年には5%まで持ち直す。ロシア経済の要となる原油価格は来年が平均1バレル=50ドルで推移し、10年には55ドルとなる。2009年の連邦予算は1バレル=95ドルを見込み編成されているが、クドリン財務相は外貨準備を使用することで完全な執行が可能、との見方を表している。

 一方、シュワロフ第1副首相はメドヴェージェフ大統領との会談の席で「状況は複雑だが、(ロシア経済は)十分に安定している」との見方をしめした。

 大統領は株価の低下に言及し、「企業の実際の資産価値を忘れてはならない。資金が最速で生産に回されることが重要」と語った。また給与の支払いなど、経済危機の社会面への波及を最小限にとどめるため、厳しい監督と柔軟な決定が必要との考えを述べた。

 またプーチン首相は1日の政府幹部会で株安に関連して「ロシア市場での売買の決定が主に外国で行われているのは不公平」として国内投資家層の形成のため、金融インフラの整備などを急ぐ必要があると語った。(VOR)

(柴田)


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中世ロシア興亡史講義

第38回 モノマフの子、ムスチスラフ(統治1125-1132年)

協会サイト内 ロシア興亡史のページ をごらん下さい。

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特定非営利活動法人 神奈川県日本ユーラシア協会
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